国際協力の現場で日々起きるエピソードや日常生活をご紹介。
おもわず本音もこぼれちゃいます。
2006年04月11日
横浜のWFP(国連世界食糧計画)日本事務所で1週間、栄養に関する研修を受けました。ちょうど中長期戦略・行動計画作成をして、「HFWがめざす飢餓のない世界とは何か」を考えていたので、とてもタイムリーでした。「栄養不良の原因、種類」など栄養に関する基礎知識やWFPのプログラムに関する講義の他、グループワークも含め研修は毎日8時間。資料もたくさんいただき、とても有意義でした。
また、元協力隊員で現在大学院に通っている方、JICA関係者、食料援助を行なっているNGOの職員など、参加者も様々。そんな方々から豊富な体験談を聞けたのも、大きな収穫でした。
ウガンダ担当:吉田
2006年04月06日
ウガンダチームではウガンダ料理を作るイベントを行っています。メニューは現地で購入した「レシピ本」をもとに決めます。
しかし、説明が2行で終わったり、材料リストにある食材が最後まで登場しなかったり! ここで頼りになるのがウガンダ人メンバー。彼らとも話し合いをしながらメニューを決め、レシピも考えています。
ウガンダ料理の知識がない日本人にとって本だけを頼りに料理を作り上げるのはやはり困難。そもそも日本ではレシピ本自体が手に入りにくいのが現状です。こういったイベントを通して、ウガンダの料理や文化と接する機会を少しでも多く提供していけたらと思います。
ウガンダ担当インターン:福田
2006年03月31日
軽くて便利な白いやつ、スーパーのレジ袋。以前勤めていた会社で営業をしていた頃、傘カバーを忘れた先輩にぱっと差し出し、私の株は急上昇。晴れた日にも、携帯ゴミ箱として活躍してくれます。五角形に折りたためば見た目美しく、カバンに入れてもかさばりません。
所変わって、バングラデシュの首都ダッカ。レジ袋が排水溝に詰まり、洪水を引き起こすとの理由から、2002年にレジ袋の配布禁止が法制化されました。代わって浸透しつつあるのが、布製のマイバッグ。丈夫で繰り返し使え、環境にもやさしそうです。
私の相棒が、かの地では災害の原因に。正しく使ってこその道具なんだなぁ、としみじみ感じました。
国内事業担当:笠原
2006年03月28日
街を歩いていると道の真中に財布が!持ち主も見あたらないので、警察に届けに行きました。警察官に事を説明し、拾得の報告書を書くことに。
その時、警察官に意外なことを言われました。「この報告を提出しないと、私がクビになっちゃうんですよ」とのこと。やさしそうな方だったし、面倒だけど記入してくださいと気遣ってくれたんだと思います。ただ、自分は警察官の個人的な事情のために報告をしているわけではないんだけどと、違和感を感じました。
HFWでは募金や寄付など様々なお願いをすることがあります。すべては飢餓のない世界を創るためですが、たまにその説明を省略して、「自分に協力して」という風に頼みそうになることも。改めて気をつけようと思いました。
広報担当インターン:藤田
2006年03月21日
東京都青梅市に数年振りに梅を観にいってきま
した。ところが! 今年の梅は遅咲きで、まだ咲
いていませんでした(3月5日現在)。満開時には1万本以上の梅が咲きます。昔、殿様が青梅に多くの梅を植えたそうです。
春には花を咲かせ、夏には実をつけ、秋には紅葉をし、冬には枝に雪が降り積もる姿が美しく、四季折々に行きかう人々を楽しませています。
東アフリカ各地では去年の乾季に起こった干ばつの影響で、飢饉が起こりつつあり、100万人規模に及ぶのではないかと心配されています。日本人にとって季節の移り変わりは楽しみなもの。乾季の訪れを不安を抱えることなく、迎えられるようになる日は近い将来なのでしょうか。
ベナン・ブルキナナファソ・インドネシア担当:冨田
ハンガー・フリー・ワールド(HFW)は、アジア・アフリカで地域の住民と協力し、飢餓のない地域づくりを行っている国際協力NGOです。
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