お手紙コンテスト結果発表 : 飢餓のない世界を創る国際協力NGO ハンガー・フリー・ワールド HUNGER FREE WORLD     

お手紙コンテスト結果発表

1040点のご応募ありがとうございました!
厳正なる審査の結果、団体優秀賞、個人優秀賞が決定しました

2014年12月16日~2015年3月31日まで募集を行ったお手紙コンテスト『「いただきます」と「ごちそうさま」をありがとう』にたくさんのご応募いただき、誠にありがとうございました。

応募総数1040点の中から、厳正なる審査の結果、団体優秀賞1団体、個人優秀賞6作品を決定いたしました。受賞されたみなさん、おめでとうございます! 審査員である国連食糧農業機関(FAO)駐日連絡事務所の広報官・荒井由美子さん、株式会社電通のコピーライター・山本浩子さん、特定非営利活動法人ハンガー・フリー・ワールドの星野直理事(啓発活動担当)の講評も一緒にご紹介します。

参加した学校の先生方からは、今回のコンテストによって、身近な「食」について改めて深く考えることで「食」と「食」をとりまく人々への感謝の気持ちを育めた、普段接することのない開発途上国の「食」について考える機会が持てた、など多くの学びがあったことが報告されました。実施時期も3学期で、学年末のまとめとして授業に取り入れるのに適していたことや、メッセージカードを保護者に渡すことで、保護者自身にも日頃の「食」について考えるきっかけをつくることができた、との声も寄せられました。

なお、このメッセージカードを使ったワークショップは随時実施可能です。

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団体優秀賞
広島県立安古市高等学校

個人優秀賞(順不同)
野口紗耶さん(上尾市立東中学校)
廣田朱里さん(広島県立安古市高等学校)
長坂あふなんさん(東京学芸大学附属国際中等教育学校)
鈴木花奈さん(東京都立農芸高等学校)
板野仁則さん(広島県立安古市高等学校)
海津充則さん(中越学園中越高等学校)

受賞作品のメッセージと審査講評はこちら

審査総評

荒井由美子さん/国連食糧農業機関(FAO)駐日連絡事務所 広報官
子どもたちのメッセージは、一つ一つがまるで映画や物語のようで、とても心に響きました。食への感謝だけでなく、みなが存在できていることへの感謝や、家族や周りの人によって生かされているんだということへの気づきがあったことを感じました。このコンテストを通じて、食の大切さを伝えたいと思っていましたが、逆にそれ以上のものを私がいただいたように思います。この度は素晴らしい企画に審査員としてお招きいただき有難うございました。


山本浩子さん/株式会社電通 コピーライター
おいしそうな食べ物のイラストに、 楽しそうな食事の様子が伝わってくるお手紙ばかりで、見ていておなかが空きました。 おいしく食べるということは、最もシンプルに幸せを感じられる行為だと思います。 今回のコンテストを通じ、一人ひとりが食べる喜びと向き合い、 世界中の人々と食べる喜びを分かち合うきっかけになればいいなと思いました。


星野直理事/特定非営利活動法人ハンガー・フリー・ワールド(啓発活動担当)
思っていた以上にすばらしいメッセージが届きました。「そう来たか!」というもの、ほほえましいもの、さまざまなエピソードがあり読んでいて大変おもしろく感じました。そのせいで、審査をすることがとても難しく、ずいぶん悩みました。多くの方からご応募いただき感謝しております。