どこにいてもできる国際貢献のボランティアについて伝えた
地方でも世界の食料問題に取り組めることを理解していただけました
3月4日、福岡県大野城市で「全国ボランティアコーディネーター研究集会2017」(全国ボランティアコーディネーター研究集会2017実行委員会、認定特定非営利活動法人日本ボランティアコーディネーター協会 [JVCA]主催)が開催され、HFW職員の儘田が分科会の講師として参加。ボランティア参加の事例を紹介しました。このイベントは、社会福祉協議会、NPOなどで、ボランティア希望の方の対応をされているボランティアコーディネーターなどが全国から集まって活発な議論を交わし、市民のボランティア参加をさらに促進していこうと毎年開催されています。
HFWが担当した分科会のテーマは「狭くない→(斜め上矢印)そのコーディネーション!」。23名が参加しました。普段は、ボランティア先として地元の団体を紹介することがほとんどだという参加者のみなさん。そこで、飢餓のような国際的な問題に対してどのような参加の仕方があるのか、また、地方在住でどんなことができるのか、などについて紹介しました。
たとえば、HFWが事務局を担当している「世界食料デー」月間では、イベントの開催が東京近郊に集中してしまい、それ以外の地域に十分に広めきれていない悩みがあります。今回参加していただいた方々の活動地でチラシを配布したり、ポスターを掲示したりするなど、「一緒に広める」という参加の仕方があると話しました。また、HFWのWebサイトには無料でダウンロードできる教材がたくさんあることを伝えると、「教材を活用できる人が増えるように、ボランティアコーディネーターを対象にした研修を開催したらどうか」というアドバイスもいただきました。ほかに「世界の問題にまで目を向けられていなかったことに気づくことができました」「担当している地域内の学校から講演の相談があるので、紹介したい」、「九州にも講演に来てもらえますか?」など、次の活動につながる声をいただくことができました。
グループごとに活発な意見交換がなされた
参加者のみなさんと。グループごとにまとめた内容をボードに書いて発表