YEHがイベントを開催。同世代の学生たちに、飢餓問題について知ってもらい、自分たちにできることを考えてもらいました : 飢餓のない世界を創る国際協力NGO ハンガー・フリー・ワールド HUNGER FREE WORLD     

活動レポート 日本

2019.06.27 日本

YEHがイベントを開催。同世代の学生たちに、飢餓問題について知ってもらい、自分たちにできることを考えてもらいました

 

カードを使ったワークショップ。自分の思い出の食べ物をカードに書いて、参加者同士で紹介し合う

6月22日、HFW事務所で高校生以上の学生を対象としたイベント「Fair café~世界×日本の食料問題~」を、青少年団体YEH東京が開催しました。世界の食料問題だけではなく、日本の食料問題にクローズアップして、世界の飢餓現状を身近に考えてもらおうと企画。高校生4名、大学生5名が参加しました。 

同じ学生同士ということで、開始前からお互いの学校の話で盛り上がり、和気あいあいとした雰囲気でイベントは始まりました。まず、“「いただきます」と「ごちそうさま」をありがとう”のメッセージカードを使ったワークショップで、食べるよろこびについて、みんなで話し合いました。「東京で一人暮らしを始めて、上京したお母さんが久しぶりに作ってくれた肉じゃががおいしかった。」や「部活の後に、お腹ぺこぺこで食べたおにぎりの味が忘れなれない」など、自分にとっての思い出の食べ物を参加者同士で紹介し合いました。次に、世界の飢餓問題、続いて日本で起こっている食料問題についてYEHのメンバーから説明があり、参加者のみなさんは、熱心にメモをとりながら説明を聞いていました。食料問題が身近な問題であること、そして自分たちにもできることがあるということが伝わって、同世代もたくさん考えているとわかり、難しい問題だが興味がわいた」という感想ました。 

イベント終了後も、参加者同士なかなか話はきず、お互い連絡先を交換したりYEHの活動に興味をもった参加者に、YEHメンバーが活動内容を説明する光景もみられました。同じ世代同士で、食料問題について真剣に話し合う機会がないなか、同世代同士で意見を交換して、自分たちに何ができるか?を考えてもらうことができました。 

YEHメンバーから、世界の食料問題について、動画を観ながら説明

食料問題について、自分の意見を書き出す

同じ問題意識をもった者同士、イベント終了後も話に花が咲いた

日本にいると、なかなか飢餓問題について考える機会がなかったので、今回学べてよかった。世界では飢餓で苦しんでいる人がたくさんいると知り、驚いた。もっと飢餓を身近な問題にとらえて、自分ができることを考えていきたい。

同世代の意見は耳に残りやすい。今日と似たようなイベントがあれば、また参加したい。接点のない人々と出会える良い場所だと感じた。