
高校生は飢餓問題やフードロスについてのクイズにも積極的に参加
2月17日、YEH山梨がオンライン会議システムのZoomを介して、高知県の高校生を対象にワークショップを実施しました。飢餓やフードロスを身近な課題として考えてもらうことを重視したワークショップを独自に用意。参加した高校生の飢餓やフードロスへの関心が上がり、問題解決のための行動を起こしたいという意識が高まりました。
ハンガー・フリー・ワールドでは、学校などへの講演の一部を青少年組織であるユース・エンディング・ハンガー(YEH)が担っています。YEH山梨ではコロナ禍で対面式の活動が難しい中でもZoomを活用して小学生や高校生に向けて講演を行ってきました。
今回のワークショップでは、世界の飢餓問題やフードロスについてのデータはもちろん、参加者に身近な情報も盛り込みました。たとえば、高校生たちが暮らす高知県の貧困事情や、高知県で食料問題解決のために取り組まれていることなどです。ワークショップ終了後、参加者からは、特に印象に残った内容として、飢餓人口の多さや気候変動とフードロスの関連性のほか、自分たちにできることや、身近なことから行動する大切さなども挙げられました。
Zoomを活用してワークショップを行った
メモをとりながら大学生の話に聞き入った
参加者の声
飢餓を物理的に見ることは難しいが、外国だけでなく高知県の商品や子ども食堂など私たちにも関係していることに気付けた。飢餓問題や食品ロスを身近に感じることができた。
高知県 高校生参加者
今からでも活動できると知ることができたので取り組みたいし、大学生になってもっと深く大きくかかわれるようになりたいので、そのような活動をしている団体などを探して行動してみたいと思った。
高知県 高校生参加者
世界の問題に対して自分たちで直接的に取り組めることは難しくてできないと思っていたが、自分たちにできることがあることを認識できた。
高知県 高校生参加者