国際協力の現場で日々起きるエピソードや日常生活をご紹介。
おもわず本音もこぼれちゃいます。
2022年11月04日
その日はハンガー・フリー・ワールドが支援する協同組合のロードマーケット(将来は「道の駅」か?)を視察したり、養鶏などの活動に取り組む組合員を訪問していました。「ちょっと一休み」と車が停まったのは道路沿いのバスなどが休憩に停まるような場所。建物の陰で涼を取っていると、そばにいた女性が「ここは私が掃除しているのよ」と、声をかけてきました。彼女が示す建物を見てびっくり。建物の壁には、そこが12年前にハンガー・フリー・ワールドが寄贈した公衆トイレであることを伝える小さな記念碑が埋め込まれていたのです。地域の住民組織に雇われて「雨の日も風の日も、12年間毎日」このトイレを掃除して子どもを育ててきたと語る女性の自信に満ちた表情は、頭上の強い日差しを忘れさせてくれるまぶしさでした。
(写真をクリックすると拡大します)
海外事業部門マネジャー:細井
2022年10月18日
9月中旬から約3週間、HFW職員として最後となるウガンダ・ブルキナファソ訪問でした。コロナ禍で2年以上中断していた本部職員の出張が今年再開し、私も職員各々の人となりが見え、また面白い活動も様々にある中で、後ろ髪引かれる思いもあります。
また、普段遠く離れた国にいながらも支部運営に深く関わる本部担当が代わることで、私の後任と支部職員たちとの間で再び過去の経緯、現計画、更に文化の異なる一人ひとりを一から知るには、互いに非常な忍耐を要します。それでも今回去る私の背中を押し、今まで時に意見をぶつけ合いながらも協働してくれた真摯さへの感謝を、そして地元の食べ物やビールで私をもりもり(お腹いっぱいの時でも)餌付けしようとする人の良さへの親しみを心に。いつか皆さんに何らかの形でお返しができるよう、気を引き締めて参ります。
海外事業担当:米田
2022年09月29日
HFWでは会員のみなさまに定期的に刊行物をお送りしているのですが、「もっと会員さんの声をうかがいたい!」という思いから、今回はアンケートも同封いたしました。「どれくらい回答いただけるかな……。」とドキドキしていたのですが、複数の方からご回答が。
「応援しています。」というあたたかい言葉や、どのような思いでHFWを支援してくださっているのかを知ることができて、身の引き締まる思いでした。いただいたご意見を大切に、今後の活動にも活かしていこうと思います!
国内活動担当:四元
2022年08月30日
バングラデシュへ3年ぶりに出張へ行ってきました。首都ダッカは変わらず渋滞が多く、空港には人があふれ、お店も賑わっていました。地方では喧騒と離れ、田んぼが一面に広がり、やぎが道端に寝そべり、首都とは時の流れる早さが全く異なるように感じます。
地方では、オートリキシャという乗り合いの乗り物で出会った方が、孫娘の誕生日のお祝いで買い物に出ていたそうで、荷物からはパーティの三角帽子がのぞいていました。ほんわかした話題に顔がゆるみました。
支部経理担当:笹木
2022年08月16日
1年前からはじめたスポーツの名前はパラグライダー。「怖くないの?」「飛び降りるんでしょ?」など、いろんな人が心配してくれました。ただ、きちんと練習して、判断力や技術を習得すれば、より長い時間、遠くまで、安全に飛ぶことのできるスポーツです。
まだ免許取得を目指して練習中ではありますが、うまくなった分だけ、飛行時間や空域、気象条件など、より多くの自由を得ることができます。
通える近さにパラグライダースクールがあり、なんとか捻出できる時間とお金があり、重さ10キロの機材を運べる体力があるという、自分に与えられたチャンスに感謝です。
HFWは住民のエンパワメントに力を入れていますが、「どうしようもない」「できなくて当たり前」とならずに、挑戦できることのありがたさを噛み締めています。
国内活動担当:西平
ハンガー・フリー・ワールド(HFW)は、アジア・アフリカで地域の住民と協力し、飢餓のない地域づくりを行っている国際協力NGOです。
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