WORLD FOOD NIGHT 2018 で、食料問題に取り組む多様な人々の話を聞き、交流することで、飢餓をなくす行動につながるヒントを得ることができました : 飢餓のない世界を創る国際協力NGO ハンガー・フリー・ワールド HUNGER FREE WORLD     

活動レポート 日本

2018.11.07 日本

WORLD FOOD NIGHT 2018 で、食料問題に取り組む多様な人々の話を聞き、交流することで、飢餓をなくす行動につながるヒントを得ることができました

参加者とプレゼンター、参加者同士など至るところで話が弾んだ

10月12日、東京芝浦のShibaura Houseで、HFWが事務局を務める「世界食料デー」月間でイベント“WORLD FOOD NIGHT2018”を開催しました。イベントは、環境アクティビスト清水イアンさん、フリー・ザ・チルドレン・ジャパンの鈴木洋一さんをゲストに迎えたInspiring Talkでスタートしました。

内容は食料問題にとどまらず、環境問題、人権問題へと広がりました。イアンさんは、多様な人々がそれぞれの方法で発信していくことで、問題に対する認知や意識が広がっていくと伝えました。交流タイムを挟んで後半は、バオバブの会 会長のエル・ハッジ・マサンバ・ディウフさんによる出身地セネガルの学校教育の重要性と、食とのつながりについて話していただきました。最後のプレゼンターはLunch Tripの中村千夏さん。青年海外協力隊でザンビアに派遣されるまでの経緯や、開発途上国における食品ロス問題についてお話してくださいました。参加者の皆さんは終始、うなずいたり、メモを取ったりしながら、熱心に聞き入っていました。

参加者同士のつながりをつくるための交流タイムは、おいしいおにぎりを食べながら。自然と笑顔になりコミュニケーションがいっそう和やかになったようでした。前半と後半、2回の交流タイムでは、プレゼンターに熱心に質問をしたり、また参加者同士でさまざまな活動や想いを話し合ったりと、活発なやり取りが多く見られました。「食の問題だけでなく、環境問題や人権問題など、幅広い話が聞けて刺激になった」、「いろんな人がいろんな活動をしているのを知ることができ、とても良い経験になった」などの感想が聞かれ、終了後にも話が尽きない様子でした。

交流タイムによって、より自分自身の興味の幅を広げたり、どんなアクションが取れるのかのヒントが得られたりと、参加者にとって有意義な時間になりました。今後、参加者たちが飢餓の解決のために行動を起こすことが期待できます。

社会人や学生など22名が参加

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