国際協力の現場で日々起きるエピソードや日常生活をご紹介。
おもわず本音もこぼれちゃいます。
2020年09月10日
写真はフィリピンでの大学院留学時代に使っていたテキストのひとつですが、大学院で学んだことで最も重要なことを挙げるとすれば、このテキストの表紙にある”Mula Tao Para sa Tao”です。これは「住民から始まる、住民のための(開発)」といった意味です。この言葉にも表れているように、留学中は徹底した「住民目線」の考え方を叩き込まれました。
会員・寄付者担当として直接プロジェクトに関わることはありませんが、時折このテキストを読み返して、初心を忘れないように努めています。
ハンガー・フリー・ゾーンの住民の方たちが、彼ら自身の力で飢餓から脱するようなプロジェクトづくりを滞りなく進められるよう、今の立場で側面から支援していきたいと思います。
会員・寄付者担当職員:米津
2020年09月04日
暑さに負けたのでしょうか、ここのところ冷たいもの(主に氷菓子)ばかりを食べてしまっています。そういえばカメルーンで暮らしていた時、暑い日が続くと冷たい水ばかり飲んでいた記憶がよみがえりました。あの頃何なら食べられていたのかなと思い返してみると、唐辛子を玉ねぎやニンニクなどとあわせてペースト状にし、そこに多めの油と調味料を入れて煮詰めた激辛ソースをよく使っていたことを思い出しました。懐かしい。ゆで卵につけたり、サンドイッチに入れたり、スパゲティソースに入れたり、暑くても食欲をわき立たせてくれる頼もしいソースでした。思い出しただけで、久しぶりに食欲がわきました。お腹すいたなあ(写真は焼鯖に激辛ソース(皿左上の赤いソース)添えです)
海外事業担当:寺尾
2020年08月29日
HFWでは新人スタッフが入職した際に、チームビルディングを目的とした自己紹介をしています。全スタッフから新人スタッフに対し、入職動機や特技の他、「私の さすが!と思う人の態度」など、多面的な人柄を紹介しています。特徴は、「自分がサポートしてほしいこと」といった、自分の苦手な部分や弱みを開示している点です。
私も十分に実践できている訳ではありませんが、弱みを開示し助けを求めることが出来る環境が、強くて・誠実さのあるチームを作り上げる土台だと考えます。ちなみに、私が書いている“サポートしてほしいこと!”は、『感情的になる際になだめてほしい』です。
平常心を保つコツがあれば皆さん、是非教えてください!
資金調達担当職員:加茂
2020年08月13日
”斧を振りあげ薪割りをする。聞こえるのは鳥の声や羊のカウベルの音。火の中に薪を焚べながらワインを飲んで夜が終わる。暖炉でじっくり肉を焼くだけの夜もある。山へ登ると、ここバスク地方では海まで見渡せる。足を使ったらその分だけ、自分のテリトリーを意識できる。山の頂上にも拘わらず、登ってきたこのテリトリーには豊かな海の幸が含まれているのだと気付かされる〟 昨夏の旅のメモです。
今年は幾つかの旅を諦めました。されど新たな意欲が湧くものです。
月100km走るのが日課になり、魚屋さんで丸の魚を買うことが増えました。冬から春、盛夏と旬の魚を覚えていく自分に驚いています。暮らし、生活のサイズが一変したものの、進んでいく季節から目を離さぬよう過ごしたいです。
「書損じハガキ回収キャンペーン」担当:小林
2020年07月21日
長らく日本に閉じこもっていると、以前働いていた西アフリカのモーリタニアが恋しくなります。特に、国民(砂漠の国)のごちそうである“メシュイ”という羊の丸焼きが忘れられません。出張時はよく地域の長が振舞ってくださり、現地の方々と大皿を囲んで手づかみでいただいていたもので、これが全く臭みなく深い味わいがあってとてもおいしいのです。写真は同僚の送別会で、現地職員さんのお母さまが腕によりをかけたサラダの盛り合わせも。羊の胴に炊き込みご飯が詰まっている時もありますが、肉の味がよく染みていてさらに絶品ですよ。砂の中で火入れするのが本格的だとか。
住んだ場所の数だけ故郷があるようなもので、また元気で皆さんと食事を囲みたいものです。
海外事業担当職員:米田
ハンガー・フリー・ワールド(HFW)は、アジア・アフリカで地域の住民と協力し、飢餓のない地域づくりを行っている国際協力NGOです。
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