国際協力の現場で日々起きるエピソードや日常生活をご紹介。
おもわず本音もこぼれちゃいます。
2007年02月03日
事務所に残って仕事をしていると、カッチカチカチと音がしてきました。「火の用心」と聞こえます。町内会の有志の方たちでしょうか。寒い中、地域の安全のためにご苦労様です、と思わず感謝。また、心が温まりました。
その時私の頭に浮かんだのが、戦車や銃、地雷といった火薬を使う兵器です。戦火の絶えない地域に思いを馳せました。戦車や銃を持つ人にも「火の用心」の精神を伝えられたら争いはなくなるかしらと、ふと思ったのです。
拍子木だけを持って、「火の用心」の夜回りができる日本は、なんて安全で思いやり溢れる国なのでしょう。
会員寄付者担当:御厨
2007年01月28日
近頃、自分の中で起こっている変化。それは、自分に対する意見を素直に聞き入れられるようになったことです。HFWで活動していると、周囲から的を射たアドバイスをもらう機会が多いからかもしれません。例えばカレーパーティで、 HFWの活動紹介をした際。「参加者に、質問や指摘をして欲しいともっと促した方がいいよ」と経験豊富なボランティアチームの方に言われました。実際やってみると、参加者からは本当にたくさんの質問や意見が出てびっくり!より充実した活動紹介になったのを感じました。
アドバイスに対し、素直に感謝できるようになった去年。今年はもう少しがんばって、その気持ちを相手に伝えられるようにしたいです。
バングラデシュ担当インターン:中川
2007年01月25日
「か、肩が……」「う、腕が……」。ある企業で活動紹介や民芸品の販売をした日、HFW職員の笠原さんと交わした会話です。楽しいイベントの後が大変でした。往路は郵送した山ほどの民芸品やパネルを、翌日も使うために、たった2人で持ち帰ることになったのです。平地ではか細いながらも活躍する台車も階段では使えません。エレベーターのない駅は額に汗して自力で運びました。冒頭の会話はその時のものです。
実は、NGOでインターンをしていると、体力勝負な場面にはよく出くわします。例えば現在募集している書損じ年賀ハガキ。これを換金する時なんて、ダンボール5箱にものぼる年賀状を郵便局まで運ぶのです。 HFWに集え、体力自慢!
広報担当インターン:花岡
2007年01月19日
ウガンダ担当になり6年。ウガンダ人の考え方や、仕事の仕方にも慣れてきました。しかし、以前は驚きの連続でした。印象的だったのが「見積もり」です。助成金申請の際など、かかる経費を業者に見積もってもらい、それをもとに予算を作ります。ところがある日、現地事務局から提出された予算が、見積書と大きく異なっていました。聞くと、ウガンダでは「見積もり=大体の目安」であり違っても不思議はないとの こと。「見積もり=予算の裏付け」と思っていた私には大きなショックでした。
国が違えば習慣や常識も違うのだといつも実感します。これからも多くの驚きに出会うと思いますが、その度にお互い理解を深めていけたらと思います。
ウガンダ担当:吉田
2007年01月14日
2007年回収キャンペーンが始まりました。このキャンペーンによる資金は、HFW全体の中でかなり大きな割合をしめています。全国から書損じハガキを送ってくださる方々、ハガキを数えるボランティア、それを取り仕切るインターンによって実現する、まさに一大事業なのです。
そのためこの時期になると、人の善意に触れる事が多い仕事ができて幸せだなぁと改めて実感します。
先日は姑が「知り合いから昨年の未使用年賀状もらって来たよ」とハガキを手渡してくれました。姑が気に留めておいてくれた事に感動し、心がとても温かくなりました。
経理担当:廣岡
ハンガー・フリー・ワールド(HFW)は、アジア・アフリカで地域の住民と協力し、飢餓のない地域づくりを行っている国際協力NGOです。
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