“ボボの王”と呼ばれる経済都市の有力者、マンデーレ氏を訪問。「食料への権利」憲法記載に向けて、協力の約束を得ました : 飢餓のない世界を創る国際協力NGO ハンガー・フリー・ワールド HUNGER FREE WORLD     

活動レポート ブルキナファソ

2018.03.08 ブルキナファソ

“ボボの王”と呼ばれる経済都市の有力者、マンデーレ氏を訪問。「食料への権利」憲法記載に向けて、協力の約束を得ました

ブルキナファソ西部のリーダーに、HFWの活動をまとめた資料を一式直接手渡す

「食料への権利」の憲法記載に向けて活動しているブルキナファソ支部では、さらに活動を推し進めるため、首都ワガドゥグに次ぐ大規模な都市で、ブルキナファソの経済の中心地ボボ・ディウラッソに赴きました。ワガドゥグから南西へ329キロ離れていますが、この地域で絶大な影響力を持つリーダー、「ボボの王」と呼ばれるマンデーレ氏に面会するためです。彼は、この地域の主要部族の長で、行政関係者にも地域住民にも影響力を持ち、その発言や行動が多くの人の注目を集めています。実際にHFWが面会する時には、ラジオ局3社、新聞や雑誌社4社が同行して取材しました。

HFWはアドボカシー担当職員と啓発担当職員の2名で面会。ブルキナファソの飢餓の状況と、2017年度に行った基礎調査で明らかになったHFWの活動地の飢餓の状況などを伝えました。そして、「食料への権利」実現に向けて、一緒に行動するよう依頼。マンデーレ氏は、「『食料への権利』は誰にでもあるもの。あなた方の活動を支持します。この件に関して、私はただ黙って状況を見ているわけにはいかない。ともに飢餓をなくす目標を達成できるようにしましょう」と答えてくれました。

この面会の報道や今後の 彼の協力によって、多くの人々が「食料への権利」が記載された憲法を是とする国民投票を行うことが期待できます。

“「食料への権利」を憲法へ”と記されたバナーと一緒に

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