
翌30日は台風のために中止。29日は雨天だったが4万3888人が来場。持続可能な開発目標(SDGs)をテーマにした展示が多くみられ た
9月29日に東京お台場でグローバルフェスタJAPAN2018(主催グローバルフェスタJAPAN2018実行委員会)が開催されました。
HFWのブースでは、これまでの現地の食材を市場風に展示するスタイルから一転、社会的インパクト評価を意識したものに。「何をしています(アクション)」ではなく「何を起こせたか(インパクト、アウトカム)」で活動報告を展示しました。また、社会的インパクト評価をする取り組みの意義とHFWの挑戦、成果と課題についても伝えました。 詳しくはこちら>>「挑戦して2年半! 社会的インパクト評価の成果と苦悩」
HFWの取り組みを、挑戦中の状態でも公開することで、NGO業界全体で社会的インパクト評価に取り組もうという意欲が高まることや、国際協力に関心ある方々にNGOも評価活動に力を入れていることを知っていただくことをめざしたものです。
ブースでは、来場者に支援先団体を選ぶときに、「どんな変化を起こしているか」まで確認しているかどうかを尋ね、NGO関係者に「どんな変化を起こしているか」を報告しているかどうかを聞きました。その結果、来場者で確認している人は54.8%、していない人は45.2%。NGO関係者で報告している団体は56.5%、していない団体は43.5%でした。していないと答えた人でも、「たしかに大事ですね」「将来的に取り組みたい」という声が上がっていました。
さらにHFWの展示自体についても評価を行いました。アンケートに記入してもらった結果、HFWの展示を見た前から後では、他NGO職員の「インパクト評価をより推進したい」という意欲は10段階評価で7.2から9.2に。一般の来場者の「NGOはインパクト評価をもっとしていくべき」という思いの度合いは5.5から8.5に増加しました。今後、3年間にわたって同イベントで同企画をして、数字の変化を追っていく予定です。
手前のボードには問いに対しての答えのシールを貼ってもらった。スペース奥に掲示した資料は、参考用にと写真を撮っていく人も