
多くの若者が集まる観光地の川辺で署名活動を行う
2017年の世界食料デーである10月16日にバングラデシュ支部では、青少年組織YEHが中心となって、バングラデシュ全土から10万人の署名を集める活動を開始しました。
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2018年の世界食料デーまでの1年間で、目標としていた10万人を超える11万8100人の署名が集まりました。
この成果の陰には、ダッカ、ボダ、カリガンジ各地域のYEHメンバーの努力と、趣旨に賛同した50の団体と100人以上のボランティアの尽力がありました。大学や公共の場所、交通量の多い通りなどで署名キャンペーンを実施し、インターネットやチラシも活用。署名を集める活動が広がりました。そして、スタート時にはかなり高い目標と思われていた数字を超える署名を、集めることができたのです。
全国民に食料を保障する法案が制定され、それに基づく実際的な政策がとられることを求めるこの署名は、国民の声として首相に提出します。さらに記者会見を開催して署名結果を発表し、メディアに広く報道してもらうことで、さらに多くの国民の関心を呼び起こす予定です。
大学で。「食料への権利」について説明後、署名をしてもらう
学校の先生たちも署名に協力してくれた
Message from Bangladesh
私たち若者は変化をもたらす大きな力を持ち、私たちの国を改善する重要な役割を担っています。 だから、最も貧しい人々の権利を確保するこの活動に学生は参加すべきなのです。そして、この活動は貧しい人々の「食料への権利」だけでなく、若者の雇用のためにも大きな意味を持ったものになるでしょう。今こそ「食料への権利」に関するすべての問題を包括する法律が必要だと、私は信じています。
ラキブ・ホサイン・サジャドさん
ハンガー・フリー・ワールドは、飢餓の解消と村の人々の能力強化をめざし、特に貧しい人々のためにいつも努力しています。 このキャンペーンは、より多くの人々を巻き込んで、政党に影響を与える良い試みだと思います。
モノワラ・ベグムさん