
運営も自分たちの手で。連日活発な意見交換やワークショップなど、内容の濃い3日間に
3月15日(土)~17日(月)、国立オリンピック記念青少年総合センターで、HFWの青少年組織ユース・エンディング・ハンガー(YEH)が国内会議を開催。茨城、東京、山梨、愛知と全国に4つあるグループとYEHジャパンをまとめるYEH事務局から合計31名出席しました。全国に散らばるメンバーが一堂に会してYEHジャパンの組織力強化と、団結力アップを図りました。
会議の運営はYEH事務局が担当。HFWのサポートを受けながら準備を数ヵ月前から行ってきました。交流を深める屋外でのオリエンテーリング、海外YEHからのメッセージ動画の披露、啓発イベントで提供している支援国の料理の調理ワークショップ、YEH卒業生の講演、HFWの青少年育成担当と広報担当、支援者サービス担当からの研修など、多彩なプログラムを用意。
最初は遠慮勝ちだったメンバーも、進行するに従って交流が深まり、活発な意見交換ができるように。「活動にどうしたら多くの人を巻き込めるだろうか」「勉強や他の活動とどう両立させる?」という日頃の悩みや「HFWの事業に若者としての意見を反映させたい」「参加しなかったメンバーに会議の成果を共有してモチベーションを高めたい」など、今後の目標も語られ、それぞれが成長を実感できたようでした。
HFWでは飢餓をなくすための4つの活動の一つとして、若者たちが持つ力を飢餓問題解決のために発揮できるよう、YEHを通じた青少年育成を行っています。2013年度には青少年育成の専任職員配置とグローバル・ユース・カンファレンスの開催、また2014年2月から大手コンサルティング会社のデロイト トーマツコンサルティングが青少年育成戦略策定に加わるなど、現在、青少年育成にこれまで以上に力を注いでいます
卒業生がYEHでの体験、現在働くNGOでの仕事を紹介し、現役メンバーにアドバイスを行った。「あんな風になりたい」というモデルの一例に
YEH山梨が学園祭で提供しているブルキナファソ料理に挑戦
参加者のコメント
YEHでの活動をするか悩んだ時期もありましたが、少しだけでも何とか続けてきたことに改めてよかったなと思えました。今後の自分の行動を見直し、より積極的に活動していきたいです!!
初めての参加でしたが、多くの人と話せ、またHFWのこと、広報の方法など多くのことを学べてとても有意義な時間でした。
他グループの人と交流することができ、自分がYEHのメンバーであるということを実感することができました。また、先輩や職員の方など多くの人とお話をすることで、視野が広がりモチベーションを高めることができました。自分もこんな風になりたいというような人にも出会えることができて、本当に有意義な時間を過ごすことができたと思います。