カウント作業するボランティアのみなさん
先月から始まった第3回書損じハガキキャンペーン。1ヵ月ですでに約1500件の回収品が集まり、事務所にはハガキの山が。そんなハガキのカウント作業を担当しているのは、事務作業ボランティアのみなさん。
しかし、続々と集まるハガキに対し作業が間に合わなくなってきました(うれしい悲鳴)。そこで緊急に人手を募集しています。2月15日は5人の方が作業に駆けつけてくださいました。お仕事が忙しかったり、遠くにお住まいの方もなんとか時間を調整しての参加。頼もしい限りです。
書損じハガキは1枚約42円で換金でき、2002年度は支部3ヵ国に約275万円ずつ支援しました。支援の成果が話題に上ると「日本だとあまり大きな事ができないようにも感じますが、275万円となると現地ではすごいことができるんですね」と、作業の意義を再確認する一時も。また、「古い紙幣などはタンスにしまったままになりがちですが、プレミアがついたりして役に立つ事もあるんだなぁと驚きました」との声が。実は、古い紙幣や切手を見るのが作業の楽しみ、という方は多いんです。
また、回収を周囲に呼びかけている方も多く、ある教員の方は、知人のお店に箱を置いたり、教え子に協力してもらったりしたそうです。「ホント嬉しいんだよ。自分が活動するだけではなく、こうして周りの人が国際協力できるきっかけになるんだ」とのこと。
これからも、回収、そしてカウント作業へのみなさまからのご協力をお待ちしています。
カウントされキレイに積まれたハガキ
日本の生活ではちりが積もるとゴミになるというイメージですが、「ちりも積もれば山となる」を実感。このキャンペーンでは、少しずつの積み重ねが1000万円以上にもなり、すごいことだと思います。こういった活動がもっと広まっていけばいいなぁと思います。(東京都練馬区・会社員)
会社員になって転勤してからは、初めてのカウント作業になります。ちょうど東京に行く用事もあったので、久しぶりに1日手伝いに来ました。第1回に比べて第2回のキャンペーンの支援額が増えたのは、それだけ社会的に認知されてきたのかな、と思います。自分のカウントが大きな一歩になっている実感があります。(静岡県静岡市・会社員)