しくみを変える(日本)

飢餓を生むしくみを変えるために

飢餓を生み出す原因には、誤った食料政策が実施されて十分な食料が得られなかったり、農家でありながら食料を生産できる土地が持てなかったりと、それぞれの地域に根ざす課題があります。同時に、特定の国だけが利益を得られる世界の貿易ルールや、気候不順を引き起こす環境問題など、その地域だけでは解決できない原因もあります。それらの多くには、日本を含む先進国が関っています。

HFWは、日本政府や国際社会に対して、飢餓を生み出す世界のしくみを変えるよう、アドボカシーに取り組んでいます。
アドボカシーとは、さまざまな社会問題を解決するために、世論を喚起し、政府や国際社会に新しい政策の実施や政策の変更を提言し、その取り組みを促すよう訴える活動です。

TICAD VIに向け、アフリカのNGOネットワークCCfAの総会に参加

サミットやアフリカ開発会議に向け、
持続可能な開発目標(SDGs)の実現を働きかけ

HFWは、主要国首脳会議(サミット)やアフリカ開発会議(TICAD)など、主要な国際会議の場に、持続可能な開発目標(SDGs)の具体的な取り組み方法を他NGOと一緒に求めています。HFW単独で活動するよりも、国内外のNGOとネットワークを組むことで、交渉の機会が増え、発言力が高まるからです。主要会議の準備期間には、外務省担当者と何度も会合を重ね、市民社会からの提言を伝えています。また、提言の後押しとなる世論の喚起のため、イベントやキャンペーン活動などを行い、大勢の方に理解と参加を呼び掛けています。

伊勢志摩サミットでは持続可能な開発目標(SDGs)の実現を求めてパフォーマンス

有益な情報の収集

イタリア・ローマのFAO本部で開催される世界食料安全保障委員会に職員を派遣。食料問題の議論の国際的潮流について情報収集を行っています。また、有識者を招いてセミナーや勉強会を開催し、得た知見を提言活動に反映させています。

活動レポート

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ローマFAO本部での食料サミットに参加し、世界の最新の情報を収集


アドボカシー活動のために国内で参画しているネットワーク

他NGOなどと連携し、それぞれの強みや知見を生かし、より効果的に日本政府や国際社会に働きかけています。HFWは、開発事業の現場を持つ団体として、「食」の分野で現地の実情や課題、解決策など、そこで得た経験と知見を、提言に反映させる役割を担っています。

市民ネットワークforTICAD(Afri-Can)

アフリカ各地で、食料、教育、保健、水などさまざまな分野で活動しているNGOのネットワーク。29団体が加盟。アフリカ開発会議(TICAD)が真にアフリカの市民に役立つものとなることをめざし、政策提言を行います。

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動く→動かす(GCAP Japan)

開発途上国の貧困問題解決に取り組む日本のNGO70団体以上が加盟。MDGs/SDGsの達成に向け政策決定者への働きかけや、継続的な政策提言活動を実施。また、幅広い世論の支持を形にするためのパブリック・キャンペーンも行う。G7サミットでは動く→動かすが事務局を担い、HFWも主要メンバーとして、キャンペーン、提言活動に参画しています。

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OPEN2030PROJECT

SDGsの実現、特にゴール12「持続可能な消費と生産のパターンを確保する」の達成に寄与することを目的として発足。企業、学術研究機関、NGOが協働して未来の社会をよくするよう取り組む。

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ゼロ・ハンガー・ネットワーク

「Zero Hunger=飢餓人口ゼロ」の実現をめざして活動。日本のNGO・市民社会組織や企業、研究機関が協働し、飢餓や栄養不良から、食料ロス・廃棄まで、さまざまな問題や現象について、多くの人々にわかりやすく伝えるためにイベント開催や啓発活動を行っています。

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