国際協力の現場で日々起きるエピソードや日常生活をご紹介。
おもわず本音もこぼれちゃいます。
2007年07月17日
HFWの事務局はシフト制。私は午後から出勤する夜当番の日には、早朝に近所のジムで「スカッシュ」をしてから事務局に向かいます。スカッシュは、イギリス発祥の壁に向かってボールを打ち合うスポーツ。アメリカでの大学時代は、チームに所属して毎日練習していましたが、卒業後はご無沙汰に。日本に帰ってきてから少しずつ練習を再開し、先日、久々に試合に出場しました。
自分でもびっくりしたことに、なんと上から3番目のCランクで準優勝! しかし、1日5試合は予想以上に体にこたえたようです。次の日は筋肉痛で一歩も動けない状態に。さらには完全に体力が低下して風邪をひき、いまだに咳が止まりません。かっこよく武勇伝になるはずが……。ゴホっ。
ベナン・ブルキナファソ担当:冨田
2007年07月11日
カレーの黄色は、スパイスの1つであるターメリックの色。日本では「ウコン」という名前で知られ、肝機能改善、殺菌などの効果があると、さまざまな健康食品に使われています。他にもカレーに使われるスパイスは、薬膳効果たっぷり。
バングラデシュからの便りで、現地は今、連日30℃を越えるものすごい暑さとのこと。暑さを乗り切るために、現地の人たちは、スパイスをその日の天気や体調に合わせて調合しています。まさに医食同源。カレーはバングラデシュの人々の、パワーの源です。日本でも毎月恒例のHFWカレーパーティで、このパワーの源を味わえます。しかも次回8月4日は、バングラデシュ事務局長が来日するスペシャル版。夏バテ対策にオススメです。
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2007年07月07日
昨夜、開発教育教材の体験会を行いました。HFW元インターンの宮下さんが作成してくれたもので、決められた予算内で材料を購入し、家族4人分のカレーを作るという設定のゲームです。
このゲームの特徴は、カレーという身近なメニューを通して、食料の自給率を学ぶことができること。まず始めに、自分が購入した材料の自給率の低さにびっくり。カレールーにいたっては、なんと0%でした。さらに、参加者が作ったカレーの自給率を計算してみたところ、ほとんどが50%程度と低かったことにも驚かされました。日本の食料全体の自給率は40%。改めてその低さを知って、他の国から支えてもらっていることに感謝し、もっと食料を大事に使いたいなと思いました。
経理担当:廣岡
2007年07月05日
先月中旬にHFW定例総会があり、終了後に懇親会を行いました。おやつと飲み物を用意してみんなで囲む、ささやかななものですが、毎年ちょっとしたサプライズがあります。今回みんなを驚かせたのは、出席できなかった正会員の方から「懇親会のときにどうぞ。」と送られてきた差し入れ。なんと、冷凍の焼き芋です。レンジで温めて割ると、こっくりとしたキツネ色。クリームのようにトロリとしていて、おいしいことこの上ありません。
近頃、たまにしか口にしなくなり、嗜好品のようなサツマイモ。けれど、穀物の代替として命の綱であった時代もあったわけです。そう考えながら「HFWの総会の日に届けてくれた、その心は?」と考えるのは、ちょっと深読みしすぎでしょうか。
会員・寄付者管理担当:御厨
2007年06月28日
山梨県と東京都の境にある大菩薩峠にでかけてきました。久しぶりの山小屋泊での登山。天候にも恵まれ、しっかり登山靴を履いて意気揚々と歩き出しました。ところがしばらく使っていなかった私の登山靴。歩き出してすぐに劣化のため、ソールがはがれてしまい、大ピンチ!
お昼を食べながらこのまま登れるかどうか悩んでいたとき、隣の女性が「靴お貸しましょうか?」と声をかけてくれました。これから車で下山するだけなので、靴は後日郵送で返せばOKとのこと。登山者にとって靴は命を預けるもの。何度もお礼を言い、靴をお借りしました。素晴らしい自然の中でのあたたかい出会いに大感謝! 助け合うことの大切さを痛感し、職務にも力が入ります。
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ハンガー・フリー・ワールド(HFW)は、アジア・アフリカで地域の住民と協力し、飢餓のない地域づくりを行っている国際協力NGOです。
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