「書損じハガキ回収キャンペーン」のボランティアの方への報告会開催。尽力の成果である活動について報告し、意義を感じていただきました : 飢餓のない世界を創る国際協力NGO ハンガー・フリー・ワールド HUNGER FREE WORLD     

活動レポート 日本

2018.07.11 日本

「書損じハガキ回収キャンペーン」のボランティアの方への報告会開催。尽力の成果である活動について報告し、意義を感じていただきました

事務局次長の田中が挨拶。「活動ができているのも、ボランティアさんの力があってこそ」と感謝の気持ちを伝えた

7月3日、HFW事務所にて、第17回「書損じハガキ回収キャンペーン」(2017年12月1日~2018年5月31日)のボランティアのみなさんへ、結果報告会を開催しました。この日都合がついた13名の方が参加してくださいました。

今回の換金額は、1億8400万4178円。昨年度より、766万円少なく8年ぶりの前年度割れとなりましたが、それでも全国から10万6198名の方が、書損じハガキや切手類を送ってくださいました。そして、仕分けやカウントに活躍してくださったボランティアのみなさんは、のべ人数で1486名。その作業時間の合計は4334時間にも及びます。毎週のように来てくださった方、9年以上続けてくださっている方、お昼をはさんで一日作業してくださる方など、多くのご尽力をいただきました。

今日の報告会では、キャンペーン実施中のさまざまなエピソードなどを写真を交えて紹介したほか、換金したものが、活動地でどのように飢餓をなくすために役立てられているか説明。一人ひとりの栄養や生活が着実に改善していく地域開発の事例と、政府などに働きかけて飢餓を生み出すしくみを変えることで大勢の人々へ好影響を及ぼすアドボカシーの事例で説明し、ボランティアの意義を感じていただきました。

参加してくださったみなさんからは、「スタッフのみなさんの素敵な笑顔に出迎えてもらい、帰るときはみなさんの笑顔で送り出してもらい、達成感とともに、とてもいい気分で電車に乗れました」「アフリカの国々やバングラデシュの子どもたちのために心を込めて作業される方が、こんなにいらっしゃるというのは驚きでした」「ボランティアは頭と身体のリハビリに、と思ってきましたが、熱気があってとても元気をもらえました。体力の続く限り、これからもボランティアを続けます!」という言葉をいただきました。

参加してくださったボランティアの方と記念撮影。「いつでもボランティアするので声をかけてください」とあたたかい言葉をもらった

一角には書損じハガキ類を送ってくださった方からのお手紙を展示。新聞を見た小学生からの応援メッセージも

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