ワークショップを体験。意見をどんどん出す楽しさを実感
8月25日、HFW事務所にて、2回目のファシリテーション研修を実施しました。今回は、新たに高校生2名、大学2名が前回から参加している2名に合流。実際に自分たちでワークショップを体験しながら、運営のコツについて学びました。
まずは、自分たちでワークショップを体験してもらおうと、「修学旅行の行き先」をテーマに、意見を出してもらいました。意見は「質より量」、ということで思ったことをどんどん発言することが大切であること、また、他の人の意見は「いいね」と受け入れ否定しないことなどを学び、意見を出すことの楽しさを感じてもらいました。さらに「2030年の未来の食はどうなる?」というテーマで、真剣に討論。事前にやさしいテーマで意見が出しやすい雰囲気ができ上がっていたので、いろんな意見が飛び交い、他の人の意見を聞いて、さらに自分の思考を深めていくワークショップの本質を感じてもらうことができました。そして、今度は自分たちのワークショップをどうしたら成功させることができるのか、椅子の並べ方から参加者の発言への対応の仕方などを具体例とともに学びました。
また、前年度の受講生を招いて体験を語ってもらいました。年齢の近い先輩の体験談に、これから自分たちで行うワークショップのイメージが持てたようでした。
その後、それぞれが今後行うワークショップの企画について、目的や目標を明確にし、当日までの準備や当日の注意点などについて確認しました。学んだ学生たちは、今後HFWの活動説明会の一端を担ったり、学校やイベントなどで実施したりする予定です。青少年が同世代の若者に伝えることでより共感を得、飢餓の終わりに向けて行動する人を増やしていくことが期待できます。
前年度の受講生からQ&A方式で体験を聞く。「どんな質問が来るか予想していた?」などの質問が
よりよいワークショップが実施できるよう、自分たちの企画を練り直す