
講演するバングラデシュ支部事務局長ミトン(左)
12月16日、味の素「食と健康」国際協力ネットワークの主催により東京・高輪で行われた、第5回“食・栄養・保健分野に おける国際協力”フォーラム。 当日は約100名の参加者を得、国際機関、NGO、援助機関など専門家が登壇。
HFWからはバングラデシュ支部事務局長アタウル・ラーマン・ミトンが参加。自国での栄養改善のための養蜂事業について報告しました。より貧しい人々を対象とし栄養改善や収入増加を図り、女性の参加を促していることなどを具体例をあげて話しました。
国連関係者からは「女性の地位向上にも配慮された素晴らしい事業」との高い評価を受けました。国連の提唱する ミレニアム開発目標達成に向けた方向性、食をめぐる世界の現状と課題、また課題解決に向けた目標と世界での取り組みについて、多くの方と理解を深められた有意義な機会となりました。
[プログラム内容]
第1部 基調講演 「地球的視野から見た『食』の現状と課題」
-国連ミレニアム開発目標の背景にある「食」の問題について-
遠藤保雄氏(国連食糧農業機関 日本事務所代表)
第2部 事例報告1:栄養改善のための養蜂事業(HFW ミトン)
事例報告2:ベトナム北西部山岳地域住民参加型農村開発
(伊藤まゆ氏 日本国際ボランティアセンター ベトナム事務所代表)
第3部 パネルディスカッション「住民の栄養改善・向上と持続可能な食環境との共生を考える」
-ローカルリソースを活用したアジア農村地域の活動事例-
(HFWミトン、石崎光夫氏、伊能まゆ氏、村山伸子氏、 溝田勉氏)
会場の様子