
民芸品のブースではHFWの活動紹介も
ヨットの旅に見立てて西アフリカの素敵な国、ブルキナファソを紹介するイベント“異国の風号 地球旅行 でかけヨット! 第1回「ブルキナファソの旅」”。 9月9日、10日に東京都目黒区で、夢の実験室 wa! と、HFWを含む4団体の共催プログラムとして行われました。料理やファッション、映像や音楽を通じての国際交流という楽しい試みに、2日間で100名を越える参加者を得ました。
在日ブルキナファソ人夫婦とのトークセッションでは、農村部のある一家の1日を、スライドを交えてHFW職員の冨田が紹介。ブルキナファソは一夫多妻制で、4人の奥さんがいても特に争いはなく、食事を作るのも当番制なのだとか。「嫁姑がうまく生活するコツを教えて」と質問も飛び出すなど、みなさん興味深々の様子でした。
“くつろぎのキャビン”に出展したブースでは、HFWが現地で行っている母子への栄養改善事業の紹介や、ブルキナファソの手工芸品を販売。事前にホームページなどで書損じハガキや使用済みのプリペイドカードの回収への協力を呼びかけたところ、10名が持参してくれました。これらは換金され、貧しい人々へが自立するための支援に使われます。
[プログラム内容]
くつろぎのキャビン
アフリカ料理(ジョロフライスにグリルした肉や魚をトッピング)の試食。ブルキナファソのおもちゃの展示やタペストリー、アクセサリーなどの販売。各団体による活動紹介や情報提供。
上陸イベント
・wa!特製 現地紹介映像「光あふれるブルキナファソへ」
・ブルキナ民話ハイブリッド紙芝居上演
・アフリカン・クロス・ファッションショー、 民族楽器演奏など
・トーク・タイム「ブルキナファソの1日」
瀬戸進一 (サヘル地域の農村で環境マネジメント研究)
冨田沓子 (特活)ハンガー・フリー・ワールド 開発事業部)
トラオレ・ムサ(ブルキナファソ出身、群馬在住)
トラオレ・直美(元青年海外協力隊員)
・映画上映 アダマ・ロアンバ監督「SOURCE D'HISTOIRE」(フェスパコ映画祭短編部門グランプリ作品)
主催:夢の実験室 wa! でかけヨット・ブルキナ・プロジェクト
共催:HFW、緑のサヘル、日本ブルキナファソ友好協会、ブルキナファソのストリートチルドレンを支援する会(AS.AED)
後援:駐日ブルキナファソ大使館
熱心に聞き入る参加者のみなさん
参加者の声
初めてブルキナファソを知り、現地の暮らしがよくわかり、おもしろかった。(東京都府中市・会社員)
データより現地の人の視点から入り、親しみやすく、わかりやすかった。暗いイメージしかなかったアフリカだが、人々の顔が輝いていて嬉しかった。(東京都中野区・学生)