
西アフリカ様式の杵と臼。まっすぐ縦につくのが日本との大きな違い
1月11日、東京・神楽坂のアフリカ料理店トライブスが、毎月恒例のチャリティ★ナイトを開催。約20名が参加しました。
今回のテーマは「みんなで“イモ”つき~西アフリカの食文化について~」。東京農業大学でヤムイモを研究するバビルP.Kさんがゲストとして登場し、西・中央アフリカで主食として食べられているヤムイモについてお話しました。アフリカでのヤムイモは、日本でいうと米のような存在であること、陸上競技で有名なボルト選手も小さい頃からヤムイモを食べていたことなどを紹介。みなさんヤムイモ料理をほおばりながら、興味深げに聞き入っていました。
また会場には、日本の臼職人の協力のもと再現されたアフリカ様式の杵と臼が設置され、代わる代わる、アフリカ式のイモつきを楽しみました。料理のメニューは、現地の代表的な料理フーフー(フフやフトゥとも呼ばれる。ゆでたヤムイモを杵と臼でついて餅状にし、ソースをかけて食べる料理)からトライブスオリジナルのヤムイモチョコまんじゅうまで、まさにヤムイモ★ナイト。アフリカの暮らしを少し身近に感じられた夜になったようです。
食事とドリンクのオーダー合計は56。1オーダー500円につき20円の寄付の合計1120円は、HFWと緑のサヘルが行うアフリカでの支援に使われます。(2011.01.24)
この日人気だった、ヤムイモにチーズをのせて焼いたピザ風のオリジナル料理