グローバルフェスタJAPAN 2011 にブースを出展 : 飢餓のない世界を創る国際協力NGO ハンガー・フリー・ワールド HUNGER FREE WORLD     

活動レポート 日本

2011.11.11 日本

グローバルフェスタJAPAN 2011 にブースを出展

HFWの活動紹介ブース。来場者はみなさん、食材に触れて質問するなど興味津々

10月1・2日、東京・日比谷公園で国内最大級の国際協力イベント「グローバルフェスタJAPAN 2011」が開催されました。ハンガー・フリー・ワールド(HFW)は、活動紹介と飲食のブースに出展し、青少年組織ユース・エンディング・ハンガー(YEH)の活動報告なども行いました。

今年のグローバルフェスタのテーマは、「絆~私たちはつながっている 世界は日本とともに。日本は世界ととともに」。震災後の各国の支援に感謝し、世界の貧困問題解決に向け互いに協力していこうと、NGOや国際機関、大使館など280を超える団体が出展し、2日間で約11万人が来場しました。

HFWの活動紹介ブースは、活動国の市場をイメージした展示。市場の様子を通して、食料の生産と消費の間にある加工・保存、流通、調理といった流れの中にも、支援が必要であることを伝えました。来場者は、見慣れないミレット(雑穀の一種)や青バナナに足を止め、スタッフの説明に聞き入っていました。

飲食ブースでは、イモ粉を練り上げてつくるベナンの主食フトゥとウガンダコーヒーを販売。モチモチした食感にトマトソースとの相性も抜群だったフトゥは、2日間とも早くに売り切れる人気ぶりでした。

また初日は、HFWが事務局を担う「世界食料デー」月間の呼びかけ団体でミニセミナーを開催。食料価格高騰をテーマに、国連食糧農業機関 日本事務所(FAO)副代表の松田祐吾さんが国際的な動向を、緑のサヘル代表理事の岡本敏樹さんがブルキナファソを例に、開発途上国に住む人々の生活への影響を報告し、HFW国内事業担当職員の儘田由香が進行役を務めました。

なお、飲食ブースの純益5万4400円は、活動国の人々の自立支援などに使われます。 (2011.11.11)

飲食ブースでは、学生ボランティアが中心となってフトゥとコーヒーを販売

「世界食料デー」月間のミニセミナー。20名あまりが真剣な表情で聞き入っていました

参加した方のコメント

最近、日本でもコーヒーなどが次々と値上がりしていることが疑問でしたが、ミニセミナーでお話を聞いて理由が分かりました。世界的な食料問題とのつながりを感じ、真剣に考えなければならないと思いました(30代・女性)

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