「何人に一人が飢餓に苦しんでいる?」「捨てられる食料は生産される食料の何分の1?」などインターンが問いながら飢餓の現状について説明
2019年12月21日(土)に、HFW事務所で、高校生対象のイベント「クリパでワイワイしよう!ボランティア体験&交流会」を開催しました。内容は、高校生と年齢の近い大学生インターンと一緒に企画しました。クリスマスの時期に合わせ、クリスマスパーティっぽく楽しみながらボランティアを体験できるように工夫しました。
当日は8名の高校生が参加。タイでのボランティアや、不登校児の支援、学習ボランティアや外国人相手に道案内のおもてなしボランティアなど多彩なボランティアの経験を持つ生徒が多く集まりました。最初に大学生インターンが中心になって、クイズ形式で飢餓の現状について伝えました。その後、クリスマスソングをBGMに切手貼りのボランティアを体験。ボランティア体験中も、自然と話題は飢餓やボランティアのことになり、それぞれの思いを語り合いました。すでに伝えるボランティアなど行動している高校生も参加しており、その体験談もほかの参加者にとって刺激になったようでした。
最後に、今回学んだことをどう行動に移すかふせんに書いてもらいました。「学校や部活で(飢餓について)伝える」「SNSで広める」「自分の食べる分だけ買う」など、さまざまなアクションが出てきました。大学生インターンが雰囲気を盛り上げようと模造紙に描いたクリスマスツリーに、ふせんを貼ってカラフルなツリーができ上りました。今回のイベントでは、持ち寄ったお菓子を食べながら、名前のとおり「ワイワイ」しゃべって交流を深め、飢餓の解決に向けた行動を考えることができました。
イベント終了後、参加者からさっそく「伝える活動をしたいです」と連絡がありました。現在、春休みに向けて企画を考えています。また、その後、別の参加者もHFWの青少年組織YEHに入り、活動の企画を考えています。
切手をシートに貼るボランティア作業を体験。「自分も切手やはがきを集めてみたい」との声も
飢餓や食の問題の解決のために、これから自分にできることをふせんに書いてもらった
「食べ物に感謝する」「消費期限の近いものを買うようにする」「飢餓問題を知る努力をする」などと書いたふせんを貼ったツリーが完成