バングラデシュの文化を説明するHFWバングラデシュ事務局長ミトン
毎月東京で行われている、料理ワークショップ&カレーパーティ。在日バングラデシュ人のアニスルさんとワドゥさんを中心としたHFWのボランティアグループ「ノボディゴント」により、15年以上続けられているイベントです。これまで、パーティーの純益より、井戸建設などを支援してきました。
8月22日は渋谷・神宮前区民会館で開催。友だちを誘って初めて来たという方や、リピーターなど19名が参加しました。前半の料理ワークショップでは、2つのグループにわかれ、野菜カレーとチキンのココナッツミルクカレーの2種類を調理。多くの参加者は、家でもまた作れるようにと、つくり方を熱心にメモしていました。
後半のカレーパーティには、研修のため来日していたHFWバングラデシュ支部の事務局長ミトンもスペシャルゲストとして参加。バングラデシュの文化やHFWが行っている事業を写真を交えて紹介し、参加者は興味深げに話を聞いていました。その後は、待ちに待った食事タイム。お互いのグループの味を比較し、同じレシピでもつくる人が違うと味が違うと驚いていました。
この日の純益30128円のうち、75%の22596円がノボディゴントの活動、25%の7532円がHFWの活動に使われ、バングラデシュの貧しい人々の自立支援にあてられます。
この日みんなでつくった野菜カレー
参加者の声
「料理好きな友人を誘って2人で参加しました。ボランティアをするという気負いもなく、楽しんで参加できるところが魅力だと思います。バングラデシュのことも詳しく知ることができて、とてもいい経験になりました」 (20代・女性)
「ボランティアを紹介するウェブサイトで今回のカレーパーティを知りました。バングラデシュ料理を食べるのは初めてですが、自分が想像していたよりもやさしい味がしました。特に、カレー粉を使わないクルマカレー(ココナッツミルクの入ったマイルドなカレー)は印象的。また参加したいと思います」(20代・女性)