
自分たちの担当する苗を持つ生徒たち
植林
2010年度はHFWが支援する小学校5校でも植林を行っています。2010年9月から、オレンジ、マンゴーなどの果樹と薬効ある樹ニームの苗を1校あたり合計130本提供。各校の生徒が2人1組となって苗1本を担当して育てます。
苗木の提供に先立ち、各校から生徒2名、教員2名が、HFWが2009年から支援しているルグジ区の育苗場、そして近隣都市にあるウガンダ森林庁種子センターでの研修に参加しました。自分の村から出たことがない子どもたちにとって、とても新鮮な経験となったようです。
また先生からは「理科の教員として今まで授業で接ぎ木や苗木の育て方について講義はしていたけれど、自分で実際に栽培したことがなかったので、自信がありませんでした。この研修のおかげで実践することができ自信がつきました」との声も聞かれました。
2~3年後、収穫できれば給食として食べて子どもの栄養改善に、たくさん収穫できれば販売して教材の購入資金に充てることもできると期待されています。
小学校に植えたマンゴーの苗木に担当する生徒が水やり
植え方の説明を真剣に聞く生徒たち