さっそく、印刷機を使って教材をつくる先生たち
小学校設備改善
2011年6月、ルグジ区の吉見百合枝記念小学校で、簡易印刷機の寄贈式が行われました。これまで学校は、小テストなどの教材作成・印刷を外部の業者に頼っていましたが、値段が高い上に時間もかかるという課題がありました。
そこで、HFWが印刷機を支援。これにより、より頻繁に小テストを行うことができるようになり、生徒の成績向上が見込まれます。また、外注していた経費が削減できるほか、逆に外部から印刷の注文を受けて、学校の収入にすることも期待できます。
寄贈式の翌日には、先生たちに対して印刷機の使用法について研修を実施。これまで、試験のときには問題を黒板に書いていた先生は、「本当に助かる」と大喜び。一方、黒板から試験問題を読み取るのは大変だったという生徒からも「印刷機がきて、とてもうれしいです」と感想が聞かれました。
黒板に試験問題を書く先生。以前は、回答だけを紙に書いていました
問題が印刷された用紙で、小テストを受ける生徒たち
Message from Uganda
今までは、テストなどの教材印刷を外注していましたが、値段が高い上に時間がかかっていました。このようなすばらしい機械が手に入ったので、小テストなどをもっと早く、もっと頻繁につくれるようになります。機械の使い方も習いましたので、効果的に使えます。我が校の生徒たちの成績があがるでしょう
カリヤンゴ・カセネネ(吉見百合枝記念小学校 理事長)