活動レポート 日本

2013.01.08 日本

市民シンポジウム「アフリカの農業と農民のエンパワーメントを考える」にHFWの土橋が登壇

アフリカの農業や開発に関して、4名の登壇者がお話し

12月5日、神奈川・JICA横浜にて、市民シンポジウム「アフリカの農業と農民のエンパワーメントを考える」が開催されました。来年6月に横浜で開催される「第5回アフリカ開発会議(TICAD V)」に向けて市民にできることを考えようと、国連食糧農業機関(FAO)日本事務所が主催したものです。

近年、西アフリカでは食料危機が発生しています。TICAD Vではアフリカ開発への国際社会の支援が話し合われますが、食料安全保障の確保が重要な課題になります

今回のシンポジウムでは、明治学院大学の勝俣誠先生、アフリカ日本協議会の吉田昌夫さん、東京農業大学の志和地弘信先生、そしてHFWの土橋るみが登壇し、それぞれアフリカの農業の現状についてお話ししました。

HFWの土橋るみからは、ベナンでの女性協同組合による食品加工事業について報告。HFWが活動するベト村周辺には、もともと女性協同組合があり、ベナンの主食のひとつであるキャッサバイモの加工・販売を行っていました。しかし、不純物がまざっていたり味にばらつきがあったりと、品質が悪いという問題がありました。また組合員が定期的に活動に来ないなど、組織としても十分に機能していませんでした。そこでHFWは、加工効率がよくなる機械を提供したうえで、衛生管理や品質向上の研修を実施。このほか組合の運営規則づくりのサポートを行うなど組織力強化を図りました。これにより、少ないながらも女性たちが年間を通して安定した収入が得られるようになり、家族の生活向上に役立っていることを紹介しました。

この日は約50名が参加。質疑応答の時間には、次々と会場から手があがり、来年のTICAD Vに向けて、アフリカの農業の現状と農家が置かれている状況について理解を深めることができたようです。(2013.1.8)

HFW職員の土橋からは、ベナンの女性協同組合による食品加工について報告

約50名が参加した会場。活発な質疑応答で議論が深まった

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