国際協力の現場で日々起きるエピソードや日常生活をご紹介。
おもわず本音もこぼれちゃいます。
2006年11月16日
初めて参加したウガンダチームのミーティング後、ウガンダ人メンバーと話していると、ひょんな流れでウガンダ名をつけてもらうことに。3分間の熟考の末、もらった名前は「ナムワンジェ」。ウガンダ名は、名前自体に意味はなく、それよりも「クラン」が重要です。
クランとは「族」のようなもの。ウガンダ名は全て何らかのクランに分類され、同じクランの人は親族のような連帯感を持つのです。ちなみにナムワンジェのクランは豹。友美という日本名や、顔の特徴などから決まったようでした。これからはその名前で呼んでくれるとのこと。チームの一員として認めてもらったようで、なんだかうきうきしてしまった1日でした。
ウガンダ担当インターン:粟村
2006年11月12日
7月より3ヶ月間ベナン、ブルキナファソ、バングラデシュ、インドネシアと活動国4ヶ国に出張し、久しぶりに日本に帰ってきました。ずっと、暑い国々をサンダル1つで歩き回っていたので、足にはくっきりと鼻緒の日焼けの跡がついてしまいました。
サンダルといえば、アフリカで一般的なのは、使い古しのタイヤを使ったもの。ゴムサンダルよりも丈夫で、履き心地もなかなかです。そして、バングラデシュに行った際にもびっくり! 今度はタイヤが自転車のサドルになっていました。これはさすがに座りにくそう……。もう少し性質に合った活用法を考える必要がありそうですが、タイヤ再利用の可能性は無限大。物を無駄にしない工夫に目からうろこでした。
ベナン・ブルキナファソ・インドネシア担当:冨田
2006年11月09日
半年ぶりに、友人が働く日本料理屋を訪問。松茸や新蕎麦など、この時期にしか味わえない秋の味覚を堪能しました。味もさることながら、印象に残ったのが美しさ。料理は小さめの器にバランスよく盛られ、お酒も1つ1つ異なるグラスで供されます。聞けば、飾りに使う紅葉の葉1つとっても、産地を指定して取り寄せているのだとか。目で食べても美味しい料理に、感銘を受けました。
何かを伝えるときにも、見た目は大切な要素の一つ。少しでも多くの人の目に留まり、印象に残るような形で伝えることが必要です。そう考え、2003年に現在のロゴマークとシンボルカラーを決めました。でも、まだまだ工夫できることはあるはず。帰路につく道すがら、そんなことを考えました。
国内事業担当:笠原
2006年11月02日
事務所の自転車の前輪がパンクしてしまい、修理に出していました。しかし返ってきたとたん、今度は後輪がパンク! 再び自転車屋さんに持っていきました。前回はおばあちゃんしかいなく、自転車を預けて帰ったのですが、今回はおじいちゃんもいたのですぐに修理してもらえました。ところが料金を聞いて「おや?」と思いました。前回より安かったのです。「それでいいの?」とおばあちゃん。おじいちゃんが「良いよ」と笑顔で答えると、おばあちゃんも「はい」と笑顔でした。
見た感じ80歳近いにもかかわらず、今も現役で仕事をしているご夫婦。二人のほのぼのとしたやりとりに、心もペダルも軽く、事務所に帰りました。
経理担当:廣岡
2006年10月26日
近ごろ北朝鮮の核実験に関するニュースをよく耳にしますね 。核と言えば、毎年8月6日にバングラデシュでもあちこちで広島原爆記念日の催しが行われます。
YEHバングラデシュも、広島平和資料館から寄贈されたポスター展を開催。今年はダッカ大学の構内で行い、その様子はテレビや新聞で大きく報道されました。
貧困の現状がある一方で、平和と人を愛する気持ちや、国に対する誇りが溢れる国、バングラデシュ。実は、元気で幸福だと思っている国民の割合が一番高い国とも言われています。お互いに協力し、学びあい、日本もバングラデシュも共に平和で豊かな国になるように、これからも活動を拡大していきます。
バングラデシュ担当:米岡
ハンガー・フリー・ワールド(HFW)は、アジア・アフリカで地域の住民と協力し、飢餓のない地域づくりを行っている国際協力NGOです。
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