NGOスタッフ日記

幸せな瞬間

2019年06月21日

１月から広報のインターンとして働かせていただいています。ハンガー・フリー・ワールドの職員のみなさんは、みんな“食べること”に敏感で、日本各地の銘菓やアフリカのお菓子が、いつも事務所に置かれています。ある日、一人の職員の方が、私にウズベキスタンのお茶をくれました。家に帰って飲んでみると、とっても爽やか、すがすがしい味で、すごくおいしかったです。ここ数年、中国茶にはまっていたので、このおいしさは衝撃でした！　これからは、中国茶だけでなく、ハーブティなどにも手を伸ばしてみようかなと思いました。

おいしい物を口に入れた時の幸福感は素晴らしいものです。このウズベキスタンのお茶を飲んで、「食べることって、やっぱりすばらしいな！」と、改めて気づかされました。飢餓の状態では、食べることや飲むことが、ただ空腹を満たすだけになってしまいます。世界中すべての人たちが、食べることを楽しめる世の中になって欲しいです。

広報担当インターン：住廣

小さなきっかけ

2019年06月14日

今年一月から、全国から送られてくる寄付品の開封やカウントをする、キャンペーンスタッフとして働いています。ここで働き始めてから、ハンガー・フリー・ワールドの活動に興味を持ちました。日々の作業の内容や、どういう物を集めていて、それらをどの様に換金するのか、ということを家族や友人に伝えています。そして、伝えた家族や友人がまたその家族や友人、同僚にそのことを伝えてくれていたことがわかり、とてもうれしい気持ちになりました。

「国際協力」と聞くと、難しそうと二の足を踏んでしまう人が多いと思います。しかし、使用済切手や書損じハガキなど、身近にあるものを送付することも国際協力の一つになるのだと、少しでも多くの人が知って、小さなことでも行動するきっかけとなればうれしいと思いながら、今日も働いています。

「書損じハガキ回収キャンペーン」担当スタッフ：佐々木

自分へのプレゼント

2019年06月07日

毎日届く寄付物品には、みなさんのあたたかいお気持ちが同封されていることもあります。業務に携わって間もない今冬、小さいお子さんからのメッセージを目にした途端、思わず胸が熱くなったのを覚えています。それ以来、東の空から日が射す朝、世界は反転して新しい日が始まったのだな、ブルキナファソでは夜を迎えたのだな、などと彼の地に想いを馳せることも増えました。

そして今年から、自分の誕生日には世の中にとって良いことをするぞと決めて、寄付をしました。日本では無言の寄付こそが美徳と感じる文化が未だにあります。しかし、寄付をするにはきっかけが必要で、そういったきっかけは多ければ多いほうがいいと思うのです。この日記が誰かのきっかけになるとしたら、それこそが自分へのプレゼントのような気がします。

「書損じハガキ回収キャンペーン」担当スタッフ：小林

手作りカレー

2019年05月31日

以前、職員の米津がランチに持ってきていた手作りのカレーをちょっと味見させてもらったところ、とてもおいしかったのです。それ以降何度か「また作って来てください、食べたいです！」とお願いしていたら、先日、ポークカレーを辛さ控え目で2人分作って来てくれました。

一緒に食べた職員は、「最近食欲がなく、体重3キロ減ったんです」と話していましたが、その時は完食！　辛くないのにじんわり汗が出てきて、いろいろなスパイスが身体にしみて、胃腸も元気になった感じがしました。薬膳効果満点の本格的なカレーを作ってきてくれたことに感謝です。午後の仕事もがんばります！

経理担当：廣岡

たまには……

2019年05月24日

回収スタッフとして働いています。ボランティアの方々と同じテーブルで作業をしているといろいろと気づかされることがあります。ボランティアの方は、作業に慣れている方、慣れていない方、さまざまです。みなさんにぎやかに作業されますが、なかには、スタッフになかなか話しかけられずに、予定していた時間を超えてしまう作業になってしまった方もいらっしゃったのではないかと思います。そんなことに気づけるのは「同じテーブルで一緒に作業」してからこそ。

時間オーバーなどが起こらないように、「無理なくその方に合ったペースで作業していただけること」を心掛けてコミュニケーションをとるようにしています。たまには、お菓子を食べたり、コーヒーを飲んだり、ご家族の話や旅行の話をしたりしながら、残りのの時間を楽しくボランティアの方々と過ごせたらいいなと思います。

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「書損じハガキ回収キャンペーン」担当スタッフ：野呂田