左から(株)コスモス・インターナショナル 代表・新山さん、G.I.P Tokyo代表および日本写真協会理事 倉持さん、写真家 小林さん、駐日バングラデシュ大使 M.セラジュル・イスラム閣下
7月19日から31日までHFW主催によるバングラデシュ写真展 “笑顔で生きる!”を、東京目黒区のギャラリーCOSMOSで開催しました。
女性の優しい視点でベンガルの人々を撮り続ける写真家の小林博子さんと、バングラデシュ出身の写真家、 アニスル・ラハマン氏が撮影した数々の写真は、バングラデシュの厳しい現実を紹介すると同時に、 そこに生きる人々の「心の豊かさ」を伝え、来場者数は延べ504名にもなりました。
写真展の企画・運営の中心となったのは公募で集まったボランティア。2月末にチームを結成し、 企画、資金集め、製作、広報などの作業を進めてきました。 ギャラリーは株式会社コスモス・インターナショナルのご好意により無料で使わせていただいたほか、 各企業やバングラデシュ料理店、個人の方々からの協賛金は合計15万3445円となりました。 多くの方のご協力により写真展は大成功に終わりました。 また、この様子は東京新聞(7月22日朝刊)に掲載されました。
好評のうちに幕を下ろしたこの写真展、バングラデシュ支援の輪が広がるきっかけとなりました。
後援:バングラデシュ大使館 、社団法人日本写真協会
写真プリント協力:キヤノン販売株式会社
協力:株式会社コスモス・インターナショナル、G.I.P.Tokyo、ノボディゴント
参加者・写真家の声
バングラデシュの人たちの心の温かさ、生への強さなどが伝わってきました。 撮る側と撮られる側両者の気持ちが重なり合い、自然とこのようにステキな写真となったのだろうなと思います。 見ていてこちらまで温かくなる写真もあれば、真に受け止めなければならない飢餓・貧困の事実がそこには 映されており、バングラデシュの本当の姿を垣間見ることができました。
私たちが今後彼らと共に何ができるか、ということを追求していく事が私たちの役目。 何をしていったらいいのか、考えて生きたいと思います。(神奈川県鎌倉市・学生)
写真展「笑顔で生きる!」はHFWから生まれたボランティア主体の企画で、その新し い試みにまずは感謝します。写真を通してバングラデシュの飢餓・貧困のこと、HFWの活動を知ってもらう良い機会になったと思います。これからも、もっと身近に飢餓を感じてもらえるような活動を広げていきたい。
写真家 アニスル・ラハマン氏
今回はHFW主催の初めての写真展で、一般公募の企画チームを中心に大変盛り上がり を感じた。また、大使館をはじめとし、各方面の多大な、暖かい支援があったからこそ、成し得たことだと思う。「より多くの人々に参加を呼びかけ、そのたくさん の力を結集して一つの目標に向かう」ここにこれからのNGO活動を活性化していくカ ギがあるのではないだろうか、と考える。若いパワーを大切にしたいと思う。
写真家 小林博子さん