在日アフリカ人によるイモつきのデモンストレーション
12月21日、東京・飯田橋にて、アフリカ流・年末イモつき大会を開催しました。西アフリカでは、日本のもちつき同様に「イモ」を臼と杵でついて食べる習慣があることから、よりアフリカを身近に感じてもらい、アフリカのイモ食文化を知ってもらおうと企画したものです。
飯田橋駅前広場を利用した会場にテントをはり、西・中央アフリカで主食として食べられているヤムイモのイモつき体験、ヤムイモ料理の試食、アフリカ人生ゲーム、アフリカの雑貨販売などの企画を実施。中盤からはアフリカの人々もたくさん集まり、ごく自然に、アフリカの人々と日本の人々が交流する場になりました。通りすがりの人々が次々に足をとめ、約200名が参加する盛況ぶりでした。
「アフリカの方とお話したのは初めてなので、うれしいです」「（試食して）おもちっぽくないし、日本のイモとも少し違う。初めての食感だけど、おいしい！」など、日本人の来場者には初めてことばかり。一方、アフリカ人の来場者は「日本でつきたてのヤムイモを食べられるとは思わなかった。非常に懐かしい」と故郷の味を楽しんでいた様子でした。
アフリカのお母さんたちがヤムイモを杵と臼でつく姿は、まるで日本のおもちつきのよう。地理的には遠い日本とアフリカですが、食文化を通して、お互いを身近に感じる機会となったようです。
テントでのクイズも盛況。子どもからお年寄りまで、たくさんの方が訪れました
