協同組合のメンバーたち
協同組合支援
4月にHFWの活動地クブリ郡ウェドビラ村の女性協同組合を対象にマイクロクレジットを開始しました。
マイクロクレジットとは、銀行などからの融資を受けることが難しい貧しい人々に対し、無利子もしくは小額の利子でお金を貸し付けるシステムです。人々は、借りたお金を元手に、収入を向上させるための事業を立ち上げます。
まず、ウェドビラ村の女性協同組合メンバー50人が5~7人のグループにわかれ、グループごとに事業を立案。HFWは、クブリ郡の信用金庫に、各グループが口座を開設する手助けをし、各グループに25万セファ(約6万2000円)を貸し付けます。貸し付けた資金は3ヵ月ごと10%ずつHFWに返済される仕組みです。
各グループが考え出した事業は、ブルキナファソの料理には欠かせない、ネレの実を醗酵させたスンバラという調味料の加工と販売、米やタマネギといった食材の生産と販売など。現地の暮らしに密着したさまざまな内容が計画されています。必要に応じてHFWのアドバイスを受けながら、女性たちが自分たちの創意工夫で事業を運営し、収入向上を目指します。
米やタマネギの販売