国際機関、NGO、民間企業などさまざまな視点を含んだお話はZHNJ事務局の大軒さんならでは
4月10日、東京・神楽坂のアフリカ料理レストラン「トライブス」で、毎月恒例のチャリティ★ナイトが行われました。今回は「西アフリカ・ブルキナファソについて知ろう<食編> 飢餓・栄養不良を終わらせるために連帯しよう!」をテーマに開催され、22名が参加しました。
この日はまず、ゲストのゼロ・ハンガー・ネットワーク・ジャパン(ZHNJ)事務局、大軒恵美子さん[国連食糧農業機関(FAO)日本事務所]が、ZHNJについて紹介。NGOと企業の連携が深まったり、ある食品メーカーの開発途上国での活動が、ZHNJのセミナーを通じてほかの企業が国際協力に取り組むきっかけになった例など、国際機関やNGO、民間企業が幅広く参加するネットワークならではの強みをお話ししました。続いてZHNJの一員である「緑のサヘル」の代表、岡本敏樹さんがブルキナファソの食文化も交えつつ、ZHNJが現地のネットワークと連携して行う野菜栽培の事業について説明しました。
チャリティ★ナイトでは毎回、テーマに合わせた特別メニューが用意され、今回は独特のスパイスの香りが特徴の炊き込みご飯「リ・スンバラ」や、ヤギ肉を串焼きにした「ケバブ」など、岡本さんがお話ししたブルキナファソの料理が登場。参加者たちは、今、自分が食べている料理がどんな国の物なのかと、興味をもってお話しに聞き入っていました。トーク終了後は、大軒さんと岡本さんも参加者の輪に加わり、イベントは終始なごやかな雰囲気でした。
この日、食事とドリンクのオーダー合計は126品。1オーダー500円につき20円(合計2520円)が、ハンガー・フリー・ワールドと緑のサヘルが行うアフリカでの支援活動に寄付されます。 (2012.05.31)
アフリカの炊き込みご飯「リ・スンバラ」。奥はヤギのケバブ
参加した方のコメント
岡本さんからブルキナファソの事業の説明を聞いただけでなく、説明のなかで取り上げていた現地のメニューを実際に食べることができたので、説明の内容がよりリアルに感じられました。(20代・女性)
おいしい物を食べて、おいしい物を飲んで、気軽に参加できるイベントだと思いました。(40代・男性)