ボランティアのみなさんが作りあげたHFWのブース。おしゃれな仕上がりです
取材・執筆:広報インターン 横山秀
7月27日より、横浜・みなとみらいのJICA横浜にて「食卓から世界をのぞく ~みんなのごはん事情~」が開催されています。横浜市、FAO日本事務所、国連WFP協会、JICA横浜の共催で行われるこのイベントは、世界の食料問題に関する展示やセミナー、ワークショップが盛りだくさん。1階の展示ギャラリーには、ハンガー・フリー・ワールド(HFW)も出展しています!
今回のHFWの展示は活動国であるバングラデシュ、ウガンダ、ベナン、ブルキナファソの食文化や食料問題をわかりやすく伝えるもの。「子どもにもわかりやすく」という難しい条件で展示の準備を進めてくれたのは、土曜日を中心に活動する社会人ボランティアのみなさんです。
「子どもって、見るだけよりも、手にとって確かめることが好きですよね。なので、各国の食材の写真と説明を両面に掲載したカードをつくりました。『マトケってなんだろう』などと興味を持って、ひっくり返してみてほしいです」
「たとえば、各国の現状を伝えるときに『貧しい』という言葉を使うとネガティブな印象を与えてしまいます。表現方法ひとつでイメージが変わるので、言葉や写真を選ぶのに気を遣いました」
ボランティアさんによる、楽しみながら各国の現状を知る工夫が満載のHFWブース。9月2日(日)までJICA横浜1階の展示ギャラリーにて展示中です! (2012.08.17)
各国の食材のサンプルや写真カードを手にとる来場者。食材カードを裏返すと、説明が書いてあります