ギャグを織り交ぜながら流暢な日本語でトークを繰り広げるアブディンさん
4月12日、東京・神楽坂のアフリカ料理レストラン「トライブス」が、毎月恒例のチャリティ★ナイトを開催。常連の方から初参加という方まで、46名が参加する盛況ぶりでした。
今回は北アフリカ・スーダンで活動を行う「特定非営利活動法人 スーダン障害者教育支援の会」代表理事のモハメド・オマル・アブディンさんがゲストとして登場。自らも全盲であるアブディンさんが、盲学校が国内に1つしかないこと、点字教科書の不足、障害者への教育がなかなか家族の理解が得られない点など、スーダンの教育事情をお話してくれました。約12年前に来日され、流暢な日本語を操るアブディンさん。2回のトークセッションは、本人いわく「オヤジギャグ」も織り交ぜた軽快なトークに、参加者のみなさんも引き込まれていました。
毎回、この日だけのスペシャルメニューが提供されるチャリティ★ナイト。今回は珍しいラクダ肉を使ったピタサンドが注目を集めました。ゲストのトーク終了後も、22時過ぎまで多くの参加者が食べて飲んで、交流を楽しみました。
なお、この日の食事とドリンクのオーダー合計は190。1オーダー500円につき20円の寄付(合計3800円)は、HFWと緑のサヘルが行うアフリカでの支援活動に、さらに今回は1オーダーから10円(合計1900円)が東日本大震災の復興支援を行うNGOに寄付されます。 (2011.04.25)
この日のオリジナルメニューのひとつ、ラクダとマトンのピタサンド
参加した方のコメント
前回参加した友人の誘いで参加しました。楽しく食べたり飲んだりしてチャリティになるなら、また参加したいと思いました。いかにも「チャリティしてます!」という感じではないので気軽に楽しめてよかったです(20代・女性)
ラクダを食べるのは初めてです! 独特な風味を予想していましたが、意外とクセがなく、おいしくいただきました。珍しい料理や異文化に触れあえるのも、この機会ならではだと思います(20代・男性)