どんなことがはじまるの? ドキドキしながらゲームの説明を聞く参加者
7月24日、岐阜・岐南町の岐南町役場にて、世界のいまを体験できるエンディング・ハンガー・ゲームを行いました。主催は岐南町国際交流協会。同会員の交流と世界の現状について知ることを目的として開催され、小さな子どもからお年寄りまで、38名が参加しました。
ゲームでは、大きな地図の上で12の国や地域に分かれ現実の世界と同じように不平等な比率に配分されたおもちゃの食べ物やお金、軍事力などのカードを他の国と交換しあい、飢餓のない平等な世界をめざしました。参加する前は、難しそうと不安な様子を見せていた年配の参加者も、他国役の参加者から依頼された支援に応えたり、人員不足の国を手伝ったりするなど、自分に割り振られた国に暮らす人の気持ちになりきって世界の現状を体感できたようです。
今回は、ハンガー・フリー・ワールド(HFW)がイベントを行う機会の少ない地方での実施。当日はローカルテレビの取材も入り、世界の飢餓問題をより多くの人に知ってもらう機会となりました。 (2011.08.26)
世代をこえて、世界の飢餓や貧困問題についての理解を深めました
参加した方のコメント
飢餓や貧困問題について少しは関心があったものの、所得の格差や5歳未満児死亡率などの具体的な世界の数字を、初めて意識することができました(50代・女性)
普段から自分にできることは心がけて取り組んでいます。今後も少しでも協力できることがあれば参加していきたいです。とても勉強になりました(60代・女性)