アニスルさんと一緒にカレーづくり
生活協同組合パルシステム群馬が、7月24日に群馬県・渋川市豊秋区民館で夏休み親子体験イベントを実施しました。HFWと協力し、バングラデシュでの有機農業センター建設のための「ポイント振替カンパ」に取り組んでいる同生協が、その成果や支援先の文化を組合員に伝えようと企画したもの。在日バングラデシュ人ボランティアのアニスルさんとHFW事務局長の渡邉清孝が招かれました。
この日は大人16名、子ども15名の計31名が参加。まずはチキンカレーと卵カレーづくり。卵の皮むきなどに苦戦しながらも、にぎやかに調理しました。次にバングラデシュの飢餓の現状やHFWの活動についてのお話。その後は、アニスルさんによるバングラデシュ講座で、バングラデシュの文字・数字当てクイズや挨拶などを楽しく学びました。
最後はお待ちかねの食事タイム。右手を使った食べ方を教わり、子どもたちは自分でつくったカレーを熱がりながらも手づかみでおいしそうに食べていました。親子で体験できるイベントに、「また企画してほしい」という声も。参加者は楽しみながら飢餓の現状を知ることができたようです。
体でバングラデシュの国の形を表現！
参加者の声
「開発途上国というくくりで、さまざまな国を一緒にイメージしていましたが、バングラデシュは自然も食文化も豊かな国なんですね。子どもたちも生きた勉強ができたと思います」（30代・女性）
「生協のカタログでカンパの情報をみても今ひとつ心が動きにくいけど、やっぱり生の声を聞くと胸に響くものがありました。たくさんの人たちに今日見聞きしたことを伝えたいという気持ちになりました」（30代・女性）
