今年も横浜で大盛況! アフリカン・フェスタ2009に出展 : 飢餓のない世界を創る国際協力NGO ハンガー・フリー・ワールド HUNGER FREE WORLD     

活動レポート 日本

2009.05.29 日本

今年も横浜で大盛況! アフリカン・フェスタ2009に出展

HFWのブース。アフリカ布のバッグや楽器に大人も子どもも興味津々

5月16~17日、横浜の赤レンガ倉庫イベント広場で、外務省主催のアフリカン・フェスタ2009が開催されました。NGOや大使館の出展ブースをはじめ、アフリカ料理コーナーやステージでのライブ、昨年行われた第4回アフリカ開発会議から1周年を記念したトークショーもあり、大勢の来場客でにぎわいました。

HFWは、ベナン、ブルキナファソ、ウガンダでの活動を紹介するブースを出展。手工芸品の販売やウガンダで実際に使用されているポリタンクを使った水運び体験も行いました。
活動報告コーナーでは、HFW職員の吉田がウガンダでの井戸建設事業について写真を交えて講演。井戸によって、子どもたちが遠い水源まで水をくみに行かなくてすむようになったことなどを説明し、参加者に事業の成果が伝わったようです。

そしてレクチャーコーナーでは、エンディング・ハンガー・ゲームを実施。12の国や地域に分かれた参加者は、現実の世界と同じ不平等な比率に配分された食べ物やお金、軍事力などのカードを他の国と交換しあい、飢餓のない平等な世界を目指しました。おもちゃの食べ物やカードを使うので、国際協力に関心のある大学生や社会人だけでなく、小学生にも楽しんでもらえたよう。アフリカン・フェスタということも影響してか、先進国からアフリカへの支援が積極的に行われ、ゲームの終わりにはアフリカの食料が理想の数を上回るという結果になりました。

2日間の手工芸品の売り上げは、9万2640円。純益は、ベナン、ブルキナファソ、ウガンダの自立支援事業に使われます。

5m×10mの大きな世界地図の上で行うエンディング・ハンガー・ゲームに、見物客も続々

参加者の声

たまたま通りかかったら声をかけられ、水運びを体験しました。約5リットルの水が入ったタンクは大人でも重く、10分歩くのがやっと。途上国では5歳の子どもがこれを持って毎日一時間以上歩いていると聞き、大変さが分かりました。(神奈川・会社員)

大学の授業でアフリカン・フェスタの紹介があり、参加しました。エンディング・ハンガー・ゲームでは東ヨーロッパの役で、開発途上国にお金を多くあげすぎてしまい、自分の地域が困ってしまいました。自分の国のことも考えつつ他国を支援するという配分が難しかったです。 (埼玉・大学生)

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