大きな地図の上に座り説明を受けるこどもたち
陶器の街として知られる岐阜県多治見市。8月8日HFWは講師を派遣し、たじみまなびパークにてエンディング・ハンガー・ゲームを行いました。このゲームは大きな世界地図の上で、世界の現状を学び、飢餓のない世界を創るために、どう協力しあうか体験するもの。
“世界にスマイル大作戦 ~手をつなごう!せかいはともだち~”と題され、財団法人 多治見市文化振興事業団により開催されたこのイベント。 7月には6つの公民館で韓国やブラジルなど国別のワークショップを開き、海外で暮らす人々の様子を肌で感じた上で、このシュミレーションゲームが行われました。
この日参加したのは園児や小学生50名。貧しいアジアの担当になった子どもからは「北アメリカはお金がいっぱいあっていいけど、僕のところはないよ」という声が。初めはとまどっていた様子の児童たちも、年上の子がサポートしゲームが進められました。「ゲームを行う中で子どもたちの顔つきが変化していく様子が見られ嬉しかった」と、企画担当者の細田さん。子どもたちは貧富の差を痛感し、世界の現状を知るきっかけになったようでした。
おもちゃのお金や食べ物を手に真剣