啓発イベントのダンスと寸劇で住民の「食料への権利」の理解が深まり、一緒に活動する人たちも生まれました : 飢餓のない世界を創る国際協力NGO ハンガー・フリー・ワールド HUNGER FREE WORLD     

活動レポート ウガンダ

2018.12.18 ウガンダ

啓発イベントのダンスと寸劇で住民の「食料への権利」の理解が深まり、一緒に活動する人たちも生まれました

しっかり理解してもらえるよう、客席に近づいて演奏する有志メンバー 

10月6日、カブンバ区の協同組合の敷地で、歌と踊り、寸劇による啓発集会を開催しました。住民が楽しみながら「食料への権利」を学べる内容にすることで、多くの住民の参加を促し、内容への理解を深めるためです。
歌と踊り、寸劇を披露するのも住民の有志30名で、ふだんは教師、農家、小売店、主婦、自営業といった人たちです。事前にHFWと内容を打ち合わせし、練習を重ねました。そして、この住民たちが今後HFWと一緒に活動してくれるようになることも狙いました。

当日、期待通り、子どもと大人を合わせて105名の住民が集まりました。歌や詩では、「食料への権利」についてわかりやすく解説し、「小さな行動から自分たちの生活を改善することができる。家庭で食料を確保するために、作物の効果的な栽培法や、食料の貯蔵法などを学ぶことが大切だから、ぜひHFWが開催するワークショップなどに参加して」と呼びかけました。
住民たちは詩の朗読や寸劇を静かに鑑賞し、歌やダンスには手拍子したり、一緒に踊ったりと、楽しみながら「食料への権利」について理解を深めました。

また、歌やダンスを披露した有志たちは、今後もHFWのメッセージを伝える役割を担いたいと話し、来年は他の地域でもイベントを行うことになりました。さらに住民たちの「食料への権利」への理解が広まることが期待できます。

ダイナミックなダンスが披露され、観客の目をくぎ付けにした 

Message from Uganda

家庭で栄養価の高い作物を育てる方法を伝えるパフォーマンスにとても感銘を受けました。私はこのステージを通して、自宅用と販売用に必要な作物を栽培する方法を学びました。実践しようと思います。

ナロンゴ・テオさん (カブンバ区の農家) 

私にとってとても刺激的な経験でした。自分に俳優としての才能があるということに気づきました。また、「食料への権利」が興味深いアプローチであることがわかりました。来年もぜひ続けたいです 。

マテゴ・ドナルドさん(有志メンバー) 

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