行政が主催する料理コンテストでHFWチームが優勝。栄養への取り組みが政府関係者に認められました : 飢餓のない世界を創る国際協力NGO ハンガー・フリー・ワールド HUNGER FREE WORLD     

活動レポート バングラデシュ

2019.08.31 バングラデシュ

行政が主催する料理コンテストでHFWチームが優勝。栄養への取り組みが政府関係者に認められました

 

試食する審査員たち。バナナの葉を皿がわりに提供したことも評価のポイントに。何よりも味がよかったそう

4月23日~29日は、ボダ郡保健複合センターが呼び掛ける「栄養週間」でした。25日にそのハイライトとなるイベントの料理コンテストが開催され、HFWチームは優勝。行政関係者に、HFWが持つ栄養の知識や改善のためのノウハウが評価されました。

栄養週間は、政府がバングラデシュの国民の栄養改善のための企画の一つとして毎年実施していますが、料理コンテストがボダ郡で開催されるのは初めてです。HFWはボダ郡で対象者400名の貧しい女性を対象に、料理ワークショップで地元の野菜を活用した栄養価の高いメニューを教えており、行政関係者に活動をアピールできる絶好の機会であることから参加しました。
出場したのは、栄養改善事業の推進役28名とHFW職員2名の30名からなるチームです。他にNGO8チームと10名の主婦が個人で出場しました。HFWチームは、地元でとれるさまざまな種類の野菜と、豆、ナッツ、ハーブなど栄養食材を組み合わせて、キチリ(ホッチポッチ)と呼ばれる伝統的な料理を作りました。ゲストとして、郡の宗教指導者である大学教授、政府の牧畜担当官と保健担当官、郡の衛生検査官、記者クラブ代表のジャーナリスト代表らが参加。HFWチームは、料理を調理しながら、ゲストや他の参加者たちに活動地で行っている調理や衛生習慣、能力強化と家族計画など、「食料への権利」実現に向けた取り組みを伝えました。コンテストの審査では、地元でとれる入手しやすい素材を使っていること、安価であること、調理が簡単であること、衛生的に調理していること、でき上がった料理がおいしいこと、栄養バランスがよいこと、などが総合的に判断され、他のチームを抑えてHFWチームが優勝しました。
コンテストに続くディスカッションの時間には、イベントのゲストたちが、地元でとれる栄養価の高い食ベ物の重要性のほか、政府の栄養改善のサポートについても語り、HFWの事業の推進役にとって、事業の対象者たちに伝える最新の知識を得ることができました。

今回のイベントでの優勝により、政府関係者らは、HFWの活動を認め、感謝し、今後の支援を約束してくれました。郡の担当官は、HFWが支援している最も貧しい人々にもきちんと行政の支援を行き届かせるよう部下に指示しました。

 

※この活動はウガンダでの物産展開催をヒントにしています。

安くて栄養たっぷりの食材を使って調理をする事業の推進役たち。手早く衛生的に作れることも審査のポイントだった

後日、優勝の賞品が渡された。中身はフライパンで、栄養改善事業の際に活用している

参加者からのメッセージ

優勝おめでとうございます。これまでHFWの活動について聞いたことがあり感動していました。地元でとれる食べ物の栄養や価値を意識していない女性のために料理のメニューや調理法を教えることはとても効果的であると信じています。すばらしい活動だと思いますので、機会があればいつでも支援したいと思います。今後も連絡をください。 

ショヒデル・イスラムさん (政府職員) 

イベントの参加を通じて、事業の対象の女性とコミュニケーションをとるのに役立つさまざまな種類の情報を手に入れることができました。私たちの能力を高めるためにこのようなプログラムに参加することは非常に重要だと思いました。私の地元の村で貢献する機会を与えてくれたHFWに感謝します。 

リーニ・ベグムさん(パラマニアパラ村事業の推進役 )

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