初めての卒業式
小学校運営
2006年1月にHFWが小学校を建設した際、幼稚園から2年生に相当する生徒が入学しました。当時2年生だった生徒7名が小学5年※までの教育課程を修了し、2010年2月に初めての卒業生として巣立ちました。中学校進級の可否を決める全国共通テストが2009年度から政府によって導入されましたが、7名の生徒は優秀な成績で合格し中学校へ進級しました。
地方政府によれば、ボダ郡の多くの小学校の出席率は60%前後ですが、同校の出席率は92%にものぼります。教育の質の高さに加え、隣接するHFW運営の有機農業センターで採れる作物を使った学校給食を提供していること、社会科見学などの課外活動が充実していることなどがあげられます。これらが評価され、2010年度の新入生募集には35名の入学応募があり、学習意欲などをみる選考を経て23名が入学しました。
Message from Bangladesh
小学校を卒業できるのは、人生で一番嬉しいです。だけど、学校を離れるのが寂しいです。クラスメイトたちは兄弟だし、先生たちは親のように接してくれ、学校はまるで家族のようでした。HFWの活動を見てきて、僕も国の発展に貢献できるようなリーダーになりたいと思うようになりました。
ムハマド・アブドゥル・ラザックくん(卒業生)