植物にたい肥をあげる方法を実践しながら学ぶ
農業推進を目的としたイベント「農民の日」を2020年11月に開催しました。ユース・エンディング・ハンガー（YEH）ベナンの継続的に農業を実践する「YEH農園」と情報発信を強化するため、YEHメンバー13名が、座学、見学、実習、議論を通して若手農家25名から農業について学びました。
今回のイベントには3つの村からYEHメンバーが参加し、若手農家の農園などに参加者全員で訪問する形で3日間にわたって開催されました。1日目と2日目は養豚場や農園を見学、農作業を体験し、若手農家の経験を聞いて、議論をするなど、農業や農家について理解を深めました。また、3日目には座学で、バランスの取れた食事や、農業経営について学びました。
YEHベナンでは若者に農業についての知識や情報を発信するための「YEH農園」に数年前から取り組んでいます。農家になりたい人や、新しい農法に関心のある人に実際に目で見て理解・納得してもらうための農園です。
今後は、イベントで得た知識で「YEH農園」を改善し、自分たちが実践したことを情報として発信していくことで、若者に農業を広めていきます。そして、農業に携わる人が増えることで食料の生産量が上がり、食料が安定して得られる国になるよう、活動に取り組んでいきます。
座学ではメモを取りながら話に聞き入った
養鶏に取り組む起業家に話を聞いた
手洗いやマスクの着用で感染予防に努めた
3日間のイベントでは、楽しく農家の仕事を体験することができました。おかげで農家が感じている課題や、これまで不思議に思っていた農作業の理由もわかりました。「YEH農園」での活動をもっと頑張ろうと思います。
ジャスト・クポゾウンメさん（YEHカラヴィ）
