進級試験の合格率100%達成! 学校給食で、子どもたちの成績が向上しています : 飢餓のない世界を創る国際協力NGO ハンガー・フリー・ワールド HUNGER FREE WORLD     

活動レポート ブルキナファソ

2012.12.03 ブルキナファソ

進級試験の合格率100%達成! 学校給食で、子どもたちの成績が向上しています

   

合格証書を手にする6年生。半数以上の生徒は、成績優秀者として学費免除で中学校へ進学します

学校給食

ブルキナファソでは、小学校でも進級試験があります。6年生から中学校に進級する時の合格率は全国平均で64%(2011年度 教育省)。ピシ村小学校で給食がはじまった2006年度の6年生の合格率は40%でした。その後は年々、合格率は上昇。ついに、2012年6月の試験では100%に達し、6年生51名全員が合格証書を手にしました。しかも、半数以上の生徒は成績優秀者として、学費免除で中学校へ進学できることになりました。

これは、給食のおかげでお昼休みの時間が増え、先生と生徒の絆が深まったことがきっかけでした。先生たちは、授業にそれまで以上に熱が入り、給食がはじまった年度に入学した子どもたちが卒業する2011年度には、進級試験の合格率を100%にすると決意。新学期の開始を2週間前倒し、クリスマス休暇返上で授業を実施するなど努力しました。保護者も、授業がある日には給食をつくり続け、生徒たちも、お腹が満されて勉強もできると、休暇中の授業に喜んで参加していました。こうして、先生、保護者、生徒が一丸となった結果、ついに合格率100%という目標を達成できました。
(ブルキナファソ支部事務局長:モリース・ソメ)

おなかを満たせば午後の授業の集中力もアップ!

給食を食べて元気いっぱい、授業に参加する子どもたち

Message from Burkina Faso

合格したとわかって弟もいっしょに喜んでくれたの。弟も同じ学校に通っていて3年生よ。おうちに帰って、お父さんに報告したら「おめでとう!!」と言ってくれて、とってもうれしかった。
給食のおかげで、学校でたくさん勉強できたわ。もし給食がなかったら、お昼は片道50分かけておうちに帰って、また戻ってこなくちゃいけなくて、へとへとだったと思うの。
中学校でもたくさん勉強して、将来は学校の先生になりたいな。

ナナ・バウウェンソン・レティシアちゃん(12歳・女の子)

事業概要:学校給食

期間:2006年10月~ 対象地域:クブリ郡ピシ村

活動地域のピシ村小学校とワムテンガ村小学校で給食を提供しています。栄養不良の子どもが多いこの地域は、1日1食、夕食だけという家庭がほとんど。給食は子どもたちの健康を守ると同時に、空腹のまま授業を受けることがなくなることで、集中力のアップにもつながります。また遠い自宅までお昼を食べに帰っていた子どもたちも、その分の時間を勉強にあてられるようになります。


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