アドボカシー活動レポート

2009.02.23 Advocacy Issue No.1

2009年イタリアサミット、2013年TICADに向けて

2009年イタリアサミット、2013年TICADに向けて

TICAD Ⅳ、G8サミットを通じ、日本での市民社会の存在感は確実に増しつつあります。政府は、NGOの専門性を政策づくりに生かそうという姿勢を示しつつあります。報道関係者も、現場の経験を軸に専門的な提言を行える「もうひとつの声」として、NGOの発言を積極的に取り上げるようになりました。

しかし、課題はまだまだ山積みです。NGOが求める、気候変動や原油・食料価格高騰による危機を回避するための政治的意欲と資金拠出の約束は、TICAD Ⅳ、G8サミットのどちらからも打ち出されませんでした。TICAD Ⅳでは、今後TICADの成果を追うためのフォローアップ・メカニズムが採択されましたが、残念ながら、市民社会はこのメカニズムへの参加が認められていません。71万人の賛同を集めた「100万人のたんざくアクション」も、その多くが海外からの賛同者。日本国内では約10万人にとどまり、日本の市民社会だけでは、日本政府を動かすまでには至っていません。

2008年の経験を今後どう生かしいていくのか。G8サミットは、来年イタリアへ。TICADは次の2013年に向けて。日本の責任を果たすため、私たちのアドボカシー活動は、まだ始まったばかりです。

2008年アドボカシー元年~HFWの活動~

食料価格高騰に関する提言

活動現場において食料価格高騰が与えている影響とその現状を伝えるため、2008年5月に記者会見を実施。また、TICAD IV直後に福田首相(当時)も参加した「食料サミット」(2008年6月、ローマ)に参加。その際に聞いた開発途上国市民の声をG8サミットなどに届けるべく、G8フォーラム貧困開発ユニット政策チームの一員として、ポジションペーパーの作成にも関わりました。

アフリカと日本をつなぐ

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TICAD IVの準備会合である、北・中央・西地域準備会合(2007年11月、チュニジア)と、閣僚級準備会合(2008年3月、ガボン)に参加。これら会合の正式プログラムである市民社会セッションで、アフリカNGOと連帯し、提言文書の作成に貢献。TICAD IV本番前後は、ベナンから来日したNGO代表の受け入れ団体を務めました。

写真/来日中のNGO代表と、民主党元代表岡田議員を訪問

「伝える」力を発揮

G8フォーラム・キャンペーンチームの一員として、「100万人のたんざくアクション」を広げるため、WEBサイト制作のコーディネーションを担いました。また、協力企業団体などにたんざくアクションの実施を呼びかけました。