国際協力の現場で日々起きるエピソードや日常生活をご紹介。
おもわず本音もこぼれちゃいます。
2008年06月12日
ウガンダ担当インターンの休暇に、観光でウズベキスタンに行きました。旅行中、目を引いたのが首都にある旧ソ連時代にできた地下鉄のホーム。床や天井が全面大理石で、シャンデリアやモザイク画が飾られています。その豪華さは美術館ではないかと思ってしまうほど。しかし、そんな華やかなホームがある一方、町の建物は老朽化し、十分な整備が行き届いていませんでした。
インフラ整備は経済活動を活発にする上でとても重要です。農村と都市をつなぐインフラが十分に整っていないウガンダと、インフラがあっても定期的に整備されていないウズベキスタン。インフラひとつとっても、開発途上国ごとにその歴史や現状が違うことに気付きました。
ウガンダ担当インターン:堀内
2008年05月29日
GW中、カンボジアに行ってきました。同国中央にあるトンレサップ湖には、船上で生活する人がいます。民家から八百屋、床屋、はたまた学校までが船の上にあります。そのため、生活排水やゴミは湖に捨てられ、湖は茶色い泥水のような色をしていました。住民は、たとえこの水を飲んで病気になっても、お金がないため病院へ行こうとはしません。それでも、水の中に飛び込んで、笑顔で泳いでいた子どもたちが印象的でした。
日本でインターンをしていても、なかなか実感がわかなかった開発途上国での暮らしぶり。今回、実際の問題を目の当たりにして、インターン業務にますます力が入るようになりました。
ウガンダ担当インターン:溝口
2008年05月22日
HFWも加盟している、北海道・洞爺湖G8サミットに向けたNGOのネットワーク「2008年G8サミットNGOフォーラム」。
サミット本番まで残り2ヵ月を切り、これまで力を入れてきた政策提言活動に加えて、多くの人たちに行動するきっかけを提供するためのアクションがいよいよ始まりました。その名も「100万人のたんざくアクション」。七夕に開幕するG8サミットにちなみ、私たち市民の声をたんざくに託してG8各国の首脳に届けるものです。
目標は大きく100万人。1人でも多くの声を集めるために、7月まで全力疾走で駆け抜けます。
国内事業担当:笠原
2008年05月18日
ブルキナファソ支部の職員二人の来日中、一緒に昼食に行ったときのこと。現地の結婚習慣の話題になりました。一人の職員は「うちの国では父親が娘の結婚相手を選ぶ見合い婚なんだ」というと、もう一人は「いや、父親が決めた相手でも、娘はしきたりに則って断れるよ」と反論。それに対し「そんなの建前だ。断ったら勘当されてしまうよ」「いやいや、ちゃんと断れるさ。だってうちの地域では……」と、二人とも譲りません。
出身地域が異なり風習が違うのか、同じ出来事に対する認識が違うのか……。同じ国に暮らしていても、割れる認識。「事実」なるものがいかにとらえがたいかを痛感したひとときでした。
ベナン・ブルキナファソ担当インターン:榊原
2008年05月14日
コーヒー党だった私が、最近デスクワークのお供にしているのが、粉末緑茶です。カップに入れて、お湯を注ぐだけで緑茶が飲めるという優れもの。以前は、きゅうすで茶葉から入れるのが手間、茶葉を捨てるのがどうももったいないと感じてしまうなどの理由から、あまり緑茶を飲むほうではありませんでした。でも、粉末緑茶は、お手軽なだけではなく、いつも捨ててしまう茶殻の部分まで粉末にするため無駄がありません。緑茶の方がコーヒーより体に良さそうとも思ったので、毎日愛飲しています。
そろそろ新茶の季節。今あるものを飲み終えて、新茶の粉末緑茶を買うのが待ち遠しいです。
バングラデシュ担当インターン:花田
ハンガー・フリー・ワールド(HFW)は、アジア・アフリカで地域の住民と協力し、飢餓のない地域づくりを行っている国際協力NGOです。
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