【事務局長会議2012】カリガンジで出会った女性たち

2012年05月20日

【事務局長会議2012】カリガンジで出会った女性たちHFWが支援するシュニケトンパッシャラ小学校を視察で訪れ、子どもたちが伝統的な歌や踊りを披露してくれた時のこと。ある女の子の踊りを見よう見まねで踊ってみたところ、彼女は私の踊りを見て10点中1点と採点……(笑) でも、もう一度見本を見せてもらってチャレンジすると、なんと満点をもらうことができました!!

気分をよくして、授業を見学。なかでも、理科の授業は他の学校にはない独自のカリキュラムだといいます。この日は、磁石の引力について実際に磁石を使って実験をしており、とても興味深かったです。子どもたちが幅広い知識を学べるようにと、意欲的に取り組んでいることに感銘を受けました。

その後、ヒンドゥー教徒の多い村の女性協同組合を訪問。イスラム教徒が多いバングラデシュのなかで、この村は特に貧しく、社会から孤立して学校に通えない子も多いといいます。私は女性たちとの語らいの中で、「あなたたちには力があり、すでにそれを発揮しています。HFWはそれを引き出す手助けをしているだけ。この村の女性たちがいかに力を発揮しているか、ベナンの女性たちに伝えます」と話し勇気づけました。

ベナン同様、女の子の就学率が低いバングラデシュ。先に訪れた小学校やこの村で、初等教育のみならず、高等教育を受ける権利や重要性が、特に女の子の間にもっと浸透すれば、社会がより良い方向に変わっていくのではと強く感じました。明日はいよいよカリガンジを離れ、ダッカに戻ります。

ベナン支部事務局長:ファトゥマトゥ・バトコ・ゾス

【事務局長会議2012】バングラデシュの女性の知恵

2012年05月19日

【事務局長会議2012】バングラデシュの女性の知恵カリガンジに移動しての初日、今日はダプナ村での女性の自助組織ウィメン・エンディング・ハンガー(WEH)ミーティングへの参加から始まりました。ミミズを使った堆肥づくりが成功し、トン単位での取引があると聞き驚きました。バングラデシュではまだ化学肥料を使う人も多いということなので、今後どのように競合を乗り切るかが成功のカギだと思います。

また牛フンに発生するカブトムシの幼虫のような虫で堆肥づくりの実験をしているのも見せてもらいました。この虫はウガンダでも見かけますが、それがミミズと同じ働きで堆肥をつくるなど考えてもみませんでした。女性たちのひらめき、チャレンジ精神にすっかり感心です。ウガンダでも牛フンと木の葉などを混ぜた肥料を植林事業で使いますが、このようにしっかりと発酵、熟成させてはいません。材料はすべてウガンダでも手に入るので、帰ったら試してみたいと思います。それにしても、有機農業に牛の存在は不可欠だと感じました。

それにしても、ウガンダに比べてバングラデシュは蒸し暑い! 本部のみなさんが用意してくれた涼しくなるマフラーや携帯用の扇風機があって本当に助かります。

ウガンダ支部事務局長:バッテ・フレドリック

【事務局長会議2012】バングラデシュの車窓から

2012年05月18日

【事務局長会議2012】バングラデシュの車窓から朝5時、まだ辺りの暗いうちにボダ事務所に別れを告げてソイドプール駅へ。今日は、もうひとつの地方事務所があるカリガンジに向け、約9時間の鉄道の旅です。7時30分発予定の電車がなんと7時40分に出るという優良ぶり!(バングラデシュでは、2時間、3時間遅れも珍しくありません)

車窓の景色を眺めながらソメさんが言うことには、「列車から見ていると、行けども行けども稲の実った田んぼや、野菜が育つ畑が続いている。こんなに食べ物が育っているのに、どうしてこの国には飢餓があるんだろう。分配の問題なんだろうか」。ブルキナファソは国土のほとんどで砂漠化が進む乾燥地帯で、見渡す限り何も生えていないことが珍しくないそう。ファトゥも同様に不思議に思ったそうです。一方でミトンは、「ウガンダは、バングラデシュの5倍ぐらい広いのに人口は少なく、土地も肥沃だと思う。それなのにどうして飢餓があるのか?」と疑問に思っていたとのこと。

環境や政治・経済の背景が全く異なる国から見れば、お互いの飢餓の状況が不思議に思えるのも当たり前かもしれません。この会議中、各国の事務局長たちが、自分の国とほかの国の違いや共通点を見つけ、飢餓の多様な原因について考えを深めたり意見交換をしたりして、それぞれの国の活動に活かすことができればと考えています。

本部バングラデシュ支部担当職員:西岡はるな

【事務局長会議2012】ゼロポイントを満喫

2012年05月17日

【事務局長会議2012】ゼロポイントを満喫ボダ最終日となった今日の午後は、少し仕事を離れて観光ということで、インドとの国境地帯ゼロポイントと呼ばれる場所まで行くことに。道中いたる所でトウガラシやお米を道に干している風景に出会いました。バングラデシュの農村部ではよくある光景だそうですが、そのせいで歩行者や自転車が歩道をはみ出して行き交い、さらに車がそれを避けようと走るのでヒヤヒヤでした。ゼロポイントは、現地職員でさえ初めて来たということでみんな大はしゃぎ。

その後、カジ&カジ紅茶農園へ。ここの紅茶は100%オーガニックで、国内のみならず中東・アジア諸国にも輸出され、親しまれているといいます。この農園はインドとの国境に接しており、すぐ隣のインド領内には、インドの会社が経営する紅茶畑が広がっていますが、そちらはオーガニックではないそう。葉を比べてみると、オーガニックの葉の方が大きく青々としているのは一目瞭然! オーガニックの力を目の当たりにしました。園内を散策した後は、農園内のゲストルームでミシュティという伝統的な甘いお菓子と一緒に紅茶をいただきました。

ところでボダ滞在も終盤に差しかかり、少し気になることが。滞在中の食事は、主にHFWの事業で生産した食材を使ってくれていました。そして、夕食の5回に4回は、鶏肉とタマゴが登場。毎食とてもおいしくいただいているのですが、到着した頃と比べて養鶏場のニワトリが激減してタマゴの数も減っているのでは……と心配しているのは、きっと私だけではないはずです。

ブルキナファソ支部事務局長:モリース・ソメ

【事務局長会議2012】堆肥づくりを体験

2012年05月17日

堆肥づくりを見学ボダでの視察最後の日は、「ぼかし」と呼ばれる堆肥づくりを見学しました。日本の専門家から習った技術と、地域の素材を融合させてできた堆肥づくり。見学をさせてもらった農家では、それがさらに親から子へ受け継がれており、とても素晴らしいと思いました。お父さんは「ぼかしバイ(ぼかしおじさん)」の愛称で呼ばれ、地域の若者にも技術を伝えているそうです。技術を自分の中にだけ留めておくのではなく、共有して一緒に地域を良くしていきたいという心意気は、ブルキナファソでも見習いたいと思いました。私も堆肥づくりを体験しましたが、とても力のいる作業でした。

ミミズを使った堆肥づくりも見せてもらいました。素材となるミミズ、牛糞、バナナの幹はブルキナファソでも手に入りますが、カギは湿度の維持です。年間通して湿度の高いバングラデシュに対し、ブルキナファソは乾季には湿度が20%以下になります。堆肥が適応するかどうか、まずは湿度が高い雨季に試してみたいと思います。

その後は、栄養改善事業の調理ワークショップを見学。この日のメニューは、チャパティと野菜スープでした。地元で手に入る食材を使うことは、ブルキナファソの事業と共通しています。火を通しすぎたり、調理時間によっては栄養素が失われてしまうということは初耳だったので、自国でも広められないかと考えています。

ブルキナファソ支部事務局長:モリース・ソメ

飢餓のない世界を創る国際協力NGO ハンガー・フリー・ワールドのプロフィイール

ハンガー・フリー・ワールド(HFW)は、アジア・アフリカで地域の住民と協力し、飢餓のない地域づくりを行っている国際協力NGOです。

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