4月末に食堂ができるまでは、教室にゴザをしいて給食をとる
幼稚園運営
ベト村幼稚園で、2013年2月から給食事業を開始しました。午前中で授業が終わる水曜をのぞく平日の週4日、昼食を提供しています。
この幼稚園は、約8000人が暮らすベト村とその周辺村で唯一の幼児教育施設。HFWの支援で2006年10月に開園し、現在は1棟3教室に3~5歳児約140名が通っています。2008年から、看護師による定期健診を行っていますが、そこで、貧血の子どもが多いことがわかりました。その多くは、家庭で十分に食事をとれていなかったり、通園に片道1時間かかるためにお昼を食べに家に帰れなかったりしていました。そこで、給食を開始し、この地域で主食として食べられているイモに加え、タンパク源であり鉄分も豊富な豆を取り入れたメニューを提供。子どもたちの栄養改善をはかっていきます。
(ベナン支部・ブルキナファソ支部担当職員:土橋るみ)
調理場竣工までの乾季は屋外で調理
保護者、住民も総出で建設のお手伝い