子どもに栄養改善メニューを食べさせるお母さん。お母さんたちも子どもの変化を実感しているようです
子どもの栄養改善
栄養士の指導を受けた住民たちが地域の家を少しずつまわり、0~5歳の栄養不良の子ども65名を特定しました。その後、2010年4月から2~3ヵ月に1回のペースで、対象の子どもとお母さんたちに丸1日集まってもらい、朝昼晩の3食とおやつ1食の栄養改善メニューを提供しています。食事の合間には、お母さんたちに栄養バランスのとれた献立の立て方を指導しているほか、母乳や離乳食の役割など、家での栄養管理の方法についても教えています。
毎回の身体測定では、多くの子どもたちの身長体重が年齢標準に近づいているほか、お母さんからは、「以前と比べて、子どもが病気にかかりにくくなりました」「子どもの肌につやが出てきました」など、子どもの変化を喜ぶ声が聞かれています。
栄養改善メニューを作る住民たち
毎回の身体測定で、子どもたちの回復具合を確認します