ベナヤ中高一貫校で。活気にあふれた集会になった
4月26日ベナヤ中高一貫校で、また、5月2日にル・エリート・ドゥ・サヴォア中高一貫校でYEHが啓発活動を行いました。ブルキナファソでは憲法改正に向けた国民投票が控えています。現在憲法草案には「食料への権利」が盛り込まれており、若者に「食料への権利」の大切さを伝え、投票権を持つ若者には、それを支持する投票を行うように伝えるためです。また、若者にYEHの活動についても紹介し、参加者を増やすとともに、学校側の理解も深める目的もあります。YEHたち自身の伝える能力の強化にもつながります。
ベナヤ中高一貫校では、学校の授業が終わる午後3時半から、生徒358名が参加し、YEHメンバー25名が「食料への権利」についてや、それを実現させるための活動について発表。質疑応答で理解を深めました。生徒たちの興味を引き付けるよう、コメディアンによる寸劇も行いました。コメディアンは事前に依頼し、「食料への権利」の実現のために何をすればいいのかというメッセージを伝えてもらいました。また、「食料への権利」についてわかりやすく解説したチラシやYEHのリーフレットなどの資料を準備し、配布しました。
ル・エリート・ドゥ・サヴォア中高一貫校では午前中に同様の内容でYEHメンバー21名が実施。71名の生徒が参加しました。
ベナヤ中高一貫校では終了後生徒たちがすぐに解散しましたが、そのうち136名がアンケートで活動がよかったと評価してくれ、ル・エリート・ドゥ・サヴォア中高一貫校では、69名が活動に賛同してくれました。また、この活動を見学していた教員たちも、若者たちの行動はとても効果的だと評価してくれました。ベナヤ中高一貫校の管理者のウエンド・ラゲマ・ヤム氏は、「コメディアンを活用したのは、とてもよかった。メッセージが伝わりやすくなった」と述べました。
コメディアンたちがユーモアを交えながらわかりやすく「食料への権利」の大切さを伝えてくれた
ル・エリート・ドゥ・サヴォア中高一貫校でも、会場に入りきらないほどの生徒が集まった
会場に入りきらない生徒たちは窓越しに見学